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最高評価の「7」は劇的決勝弾のペドロと先制ゴールの古橋!伊メディアがCLセルティック対ラツィオを採点「カマダは左に回って少しマシになったが…」

THE DIGEST編集部

2023.10.05

ゴールを決めたラツィオのペドロ(左)とセルティックの古橋(右)が高評価だった。(C)Getty Images

 現地10月4日にチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、セルティック対ラツィオが行なわれ、アウェーのラツィオが2ー1で勝利を収めた。

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 先制したのはホームのセルティックだった。12分、右ウイングの前田大然が内側に切れ込んでパスを出すと、MFマット・オライリーがダイレクトでスルーパス。これを敵最終ラインの背後を取ったFW古橋亨梧が蹴り込んで、セルティック・パークに歓喜をもたらした。古橋は昨シーズンから出場8試合目で、CL初ゴールとなった。

 29分にはラツィオが反撃。CKからMFマティアス・ベシーノが頭で押し込んで試合を振り出しに戻した。後半は大観衆の声援を受けるセルティックがラツィオを押し込む時間が多かった。

 59分にはMF旗手怜央が直接FKでゴールを狙うもラツィオのGKイバン・プロベデルに防がれ、81分にはFWルイス・パルマがネットを揺らしたが、VARでオフサイド判定となりノーゴールとなった。

 シュート数11対8、枠内シュート数5対3、ボール支配率54%対46%と、いずれのスタッツもセルティックが上回りながら、それでも勝点3を手にしたのは劣勢を強いられたラツィオだった。

 1ー1で迎えた90+5分。敵陣でボールを奪ったラツィオは、MFルイス・アルベルトに代わって出場したMFマテオ・ゲンドゥジが右からクロスを上げると、MFマッティア・ザッカーニに代わって出場したFWペドロ・ロドリゲスがヘディングで劇的な決勝ゴール。終了間際のベテランFWの一発で、ラツィオがアウェーでの一戦で勝利を収めた。
 
 この一戦を伊メディア『TUTTOmercatoWEB』が採点。決勝ゴールを決めたペドロにチーム最高点の「7」をつけた。「マウリツィオ・サッリ監督の切り札。チェルシー時代(2018ー19シーズン)、サッリは"ペドロとその他10人"という考えでメンバーを組んでいた。現在はスタメンから外れているものの、それでも特大のインパクトを残した」と評価した。

 ラツィオで2番目に高評価だったのが、「6.5」のゲンドゥジだ。「多くのラツィオ・ファンは、L・アルベルトを外してゲンドゥジを投入する采配に疑問を感じたかもしれない。しかし、サッリの決断は正しかった。決勝ゴールとなったペドロのゴールをアシスト」と記している。

 前半に同点弾を決めたベシーノにも同じく「6.5」をつけ、「またもや、貴重なゴールを決めた。ヘディングはぎりぎりでラインを超え、前半のうちに追いつくことに成功した」と評価した。

 ラツィオの最低点は「5」のFWフェリペ・アンデルソンで、プロベデル、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFエルセイド・ヒサイ、MF鎌田大地、FWチーロ・インモービレ、ザッカーニが「5.5」だった。

 鎌田については、「1時間以上も混乱していたように見えた。右インサイドハーフでのプレーが合わないのかミスが続いた。L・アルベルトが下がった後に左インサイドハーフに回って、少しはマシになった」と評した。

 一方、セルティックの最高点は「7」の古橋だった。「飛び出しとゴールの嗅覚。わずか12分でプロベデルを凍りつかせた」と先制ゴールを決めた日本代表FWを評価している。

 同メディアは「7」の古橋に続いて、オライリー、前田、パルマに「6.5」、GKジョー・ハート、DFアリスター・ジョンストン、DFリアム・スケールズ、MFカラム・マグレガー、旗手、FWヤン・ヒョンジュンに「6」をつけている。

構成●THE DIGEST編集部

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