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ストイコビッチ監督率いるセルビア代表がEURO2024へ!現地メディアは早速メンバー23人を大予想「“ピクシー”の最終リストはこれだ」

THE DIGEST編集部

2023.11.22

カタールW杯に続いてEURO2024の出場権も手にしたストイコビッチ監督。(C)Getty Images

 現地11月19日に行なわれたEURO2024予選でブルガリア代表と引き分けたセルビア代表が、24年ぶりの本大会出場を果たした。ベスト8に進出した前回のEURO2000はユーゴスラビア代表として出場しており、セルビアとしては実質の初出場となる。

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 そんななか、セルビアのスポーツメディア『Sportske』は11月20日、「"ピクシー"ことドラガン・ストイコビッチ監督が選ぶであろう最終リストはこれだ」として、24年6月に開幕する本大会の登録メンバー23人を次のように予想した。

 GKは3人。カタール・ワールドカップの3試合と今予選のすべてでゴールを守ったヴァニャ・ミリンコビッチ=サビッチ(トリノ)と、11月15日に行なわれたベルギーとの親善試合にフル出場したプレドラグ・ライコビッチ(マジョルカ)で2枠が確定。3人目は、ヴラダン・コバチェビッチ(ラコフ/ポーランド)、ボリス・ラドゥノビッチ(カリアリ)、ミル・スビラール(ローマ)、フィリップ・スタンコビッチ(サンプドリア)らを抑えて、ジョルジェ・ペトロビッチ(チェルシー)が入ると予想した。

 ストイコビッチ監督は就任以降、「トレードマークとなった」3バックにこだわりを見せており、同メディアはCBに6人を選出した。まずは「かけがえのない存在」としてストラヒニャ・パブロビッチ(ザルツブルク)とニコラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ)を挙げ、ミロシュ・ヴェリコビッチ(ブレーメン)、スルジャン・バビッチ(スパルタク・モスクワ)も確定とした。さらにストラヒニャ・エラコビッチ(ゼニト)、守備的MFもWBもこなせるネマニャ・グデリ(セビージャ)を入れている。
 
 セルビアは3ー4ー1ー2か、もしくは3ー4ー2ー1を基本システムにしている。MFにはWBも含む11人を選んだ。右WBはアンドリヤ・ジブコビッチ(PAOK)が「席を予約している」とし、その控えにネマニャ・ラドニッチ(トリノ)をチョイス。左WBにはフィリップ・コスティッチ(ユベントス)とフィリップ・ムラデノビッチ(パナシナイコス)を予想した。サイドもセンターもこなせるミヤト・ガチノビッチ(AEKアテネ)やダルコ・ラゾビッチ(ヴェローナ)、左サイドのスペシャリストのアレクサ・テルジッチ(ザルツブルク)は選外としている。

 セントラルMF/アンカー、トップ下/攻撃的MFには、重鎮のドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ)とセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(アル・ヒラル)、さらにサシャ・ルキッチ(フルアム)、ラザル・サマルジッチ(ウディネーゼ)を確定とし、ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ)、イバン・イリッチ(トリノ)、フィリップ・ジュリチッチ(パナシナイコス)も滑り込むと予想。11月の代表戦でも招集されたマルコ・グルイッチ(ポルト)、ウロシュ・ラチッチ(サッスオーロ)といった常連の名前も挙げたがメンバーから外れると見通した。

 FWには3人を選んだ。チームリーダーのひとりのアレクサンダル・ミトロビッチ(アル・ヒラル)、そしてチーム随一のスター選手ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス)が確定で、第三のFWにルカ・ヨビッチ(ミラン)を挙げた。ただヨビッチはミランで出場機会が限られており、「プレー時間を求めて冬に移籍するだろう」と記した。

 同メディアは、予期しない怪我や長期間の出場停止がなければ、この23人がドイツで開催されるEURO2024に登録されると見込んだ。はたしてストイコビッチ監督は登録メンバーに誰を選ぶのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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