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海外サッカー

「遊び心のある素晴らしいプレー」 久保建英、ドロー決着のベティス戦での奮闘に様々な評価が。一部に「貢献は少なかった」との声も

THE DIGEST編集部

2023.12.19

このべティス戦でも右サイドから積極的に仕掛けた久保。華麗な個人技で会場を魅了した。(C)Getty Images

このべティス戦でも右サイドから積極的に仕掛けた久保。華麗な個人技で会場を魅了した。(C)Getty Images

 現地時間12月17日に行なわれたラ・リーガ第17節、レアル・ソシエダはベティスと対戦し、互いに幾度もチャンスを創りながらもゴールには至らず、スコアレスドローに終わった。

 久保建英はこのホームゲームで先発出場を果たし、右サイドで活発な仕掛けを見せ、幾度かチャンスにも絡んだ。自身のプレーから幾度も敵陣のゴールネットを揺らしたものの、いずれもオフサイドで無効となっている。

 現地メディアの評価では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点でチーム最高タイの「2」を与え、多くのチャンスに関与したことを伝え、ライブ実況の記事では、42分にオフサイドでゴールが無効になった場面について、ドリブルからミケル・オジャルサバルに通したラストパスを「遊び心のある素晴らしいプレー」と評し、また他にも「日本人選手は凄いショーを見せた。彼の左足には多くの才能がある」と絶賛した。
 
 一方の『AS』紙も同採点とし、個別評価では「最も積極的にプレーしたのは久保だった。常にボールを求め、隠れることなくラ・レアルの攻撃を牽引したが、以前ほどの決定力には欠けた。それでも相手にとって、彼を止めるための手段はファウルしかなく、彼はもう少しで、自身の持ち味を活かした素晴らしいゴールを決めるところだった」と全体的にはポジティブに評している。

 続いて、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は久保のプレーを、素晴らしいプレーでチームの攻撃を率いたという意味で「旗手」と表現し、「最後まで野心の旗を掲げ、どこにでも姿を現わした。それは、ソシエダが最終的にもっと良い結果を得るに相応しいものだった。アマリ・トラオレに好パスを送り、アンドレ・シウバが無効とされたゴールの場面でも素晴らしいプレーを披露した」と総括した。
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