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海外サッカー

ポルトガル紙が「国際レベルで功績を残した10チーム」を選定! タイトル独占のクラブ覇者から今季最大のサプライズまで

THE DIGEST編集部

2023.12.30

CLに続き、クラブワールドカップも制したマンチェスター・C。(C) Getty Images

CLに続き、クラブワールドカップも制したマンチェスター・C。(C) Getty Images

 間もなく幕を閉じる2023年のサッカー界で、国際レベルで人々を魅せるパフォーマンスを発揮し、素晴らしい成績を残した印象的なチームを、ポルトガルの日刊スポーツ紙『A BOLA』が「2023年に功績を残した10チーム」と題してセレクトしている。

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 1つ目はやはり、最高峰の舞台であるチャンピオンズ・リーグ(CL)を初めて制したマンチェスター・シティ。他にもプレミアリーグ、FAカップ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップという主要タイトルを獲り尽くしたイングランドでの唯一のチームとなった。同メディアは、マンCを栄光に導いた名将ジョゼップ・グアルディオラを「史上最高の監督に挙げられており、数年後にはあのアレックス・ファーガソンを獲得タイトル数で上回る可能性があるだろう」と称賛した。

 続いて挙げられたのはアルゼンチン代表。カタール・ワールドカップ優勝は2022年だが、「アルビセレステ」は「壮大な道を歩み続けた」(同メディア)。同胞のマルセロ・ビエルサ率いるウルグアイによって連勝を8で止められたが、続くブラジルには敵地マラカナンで歴史的な勝利を飾り、2026年ワールドカップ南米予選のトップとFIFAランキングの両方で首位をキープ。「調子が良く、良い方向に進んでいるが、多大なストレスによる健康問題で辞任を示唆したリオネル・スカローニ監督の去就が懸念される」。

 3チーム目は、昨季のCLファイナリストのインテル。「昨季準々決勝ベンフィカの前には戦術家のシモーネ・インザーギ監督は危機に瀕していたが、ここでインテルの方向性が確立された。決勝ではマンCと競り合い、今季は難なくグループステージを突破し、国内ではスクデット獲得に向けて驀進中。ニコラ・バレッラとラウタロ・マルティネスが目立っているが、その強さの秘訣はチーム全体の力にある」と、同メディアは「ネッラズーリ」を評している。

 4番目に登場したのは、今季はプレミアリーグで最も長く首位の座を守っているアーセナルで、CLでも有力候補のひとつだ。「アーセナルがこれほど有能で競争力のあるチームになったのはいつ以来だろうか?」と綴った同メディアは、「ブカヨ・サカ、マルティン・ウーデゴー、ガブリエウ・マルチネッリ、ガブリエウ・ジェズスは魔法のような存在」と表現して、ミケル・アルテタ監督率いる「ガナーズ」を、プレミアリーグでも最もエキサイティングなチームのひとつ」に挙げた。

 ドイツ・ブンデスリーガから選出されたのは、ブンデスリーガ首位で年を越したレバークーゼン。ヨーロッパリーグも全勝でグループステージを勝ち抜いたチームを率いるのはシャビ・アロンソ。昨年10月の監督就任から、チームをV字回復させたスペイン人智将を「レバークーゼンに永遠の希望を与えるマスター」と同メディアは呼んだ。アレハンドロ・グリマルドの卓越したプレーと、ヴィクター・ボニファスの得点力にも賛辞を贈っている。
 
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