専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「先制弾のスペシャリスト」前田大然、3年連続のセルティック“新年第1号ゴール”に現地メディアから賛辞!「完璧な得点者」

THE DIGEST編集部

2024.01.05

2024年最初のゲームで先制点を挙げた前田。(C)Getty Images

2024年最初のゲームで先制点を挙げた前田。(C)Getty Images

 現地時間1月2日に行なわれたスコティッシュ・プレミアシップの第22節で、セルティックはセント・ミレンを3-0で下して4連勝を飾り、短いウインターブレイクを迎えている。

 この敵地での一戦、セルティックは開始から1分も経たないうちに先制。マット・オライリーの左へのパスに、前田大然が素早く反応し、持ち前のスピードでマーカーを置き去りにしてからゴールネットを揺らした。その5分後にはオライリー自身が左に流れながら相手GKを破るシュートを決め、60分にはパウロ・ベルナルドのロビングパスをグレッグ・テイラーがダイレクトボレーで合わせてダメを押している。

 前田は9節ハーツ戦以来、そして怪我明け後は初となるゴールで今季3点目。3年連続でセルティックの「新年第1号ゴール」を決めたことがクラブのSNSでも伝えられた日本代表FWに対しては、1ゴール1アシストでセント・ミレン戦の最高殊勲者となったオライリーが、「P・ベルナルドがパスを出してくれなかったらゴールできなかったし、前田がゴールしなかったらアシストも得られなかった。僕は良いチームメイトに恵まれて幸運だ」と感謝の意を表した。

 現地メディアの評価は、英国公共放送『BBC』が10点満点の採点でチーム6番目の「7.56」、日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は「オライリーがボールウォッチングをしていた相手SBのスコット・タンザーの内側に絶妙なパスを出すと、日本のフロントマンである前田は良いボールタッチを見せ、GKザック・ヘミングを打ち破るシュートを放った」と得点場面を伝え、採点はチーム3番目タイの「6」としている。
 
『Daily Mail』紙は「7」(チーム3番目タイ)の高採点とし、「前田は直近の3年間でセルティックのファーストゴールを記録しており、この試合でも先制点を挙げる上で完璧な得点者であることを示してみせた」と綴った。

『THE SCOTSMAN』紙は、「先制ゴールのスペシャリスト」と前田を表現し、「彼が年明け早々の試合で最初のゴールを挙げたことに驚く必要はほとんどなかった。なぜなら、前田は毎年そうしているからだ」と記述。さらに、「来年、セルティックと最初に対戦する相手は、このパターンを見抜くのが賢明だろう。彼らが、前田を2人がかりでマークしたとしても、驚くことはない」と付け加えている。

 サッカー専門サイト『footballscotland』も採点では「7」とし、「全ての始まり。日本人ウインガーがオープニングゴールを挙げたのは、時計の針が55秒を指したところだった。彼がチームに復帰してから、セルティックはずっと強くなった」と、ポジティブな内容の寸評となった。

 最後にグラスゴーの地元メディア『Glasgow World』は、「開始直後、オライリーのパスを受けてスプリントし、1分以内に先制点を挙げた。再び素晴らしいプレーを披露」と前田の63分間のプレーを振り返り、採点はこちらも「7」の高採点を与えている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】前田大然、開始55秒での鮮やかな先制ゴール! 22節セント・ミレン戦ハイライト
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号