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海外サッカー

「顕著な活躍をしたが…」選手協会のプレミア“月間MVP”候補にソン・フンミンの名前なし「物足りなさしか残らない」と韓国メディア落胆

THE DIGEST編集部

2024.01.10

7試合で4ゴール・4アシストと活躍のソン・フンミン。しかしPFA による12月の月間MVPにノミネートされなかった。(C)Getty Images

7試合で4ゴール・4アシストと活躍のソン・フンミン。しかしPFA による12月の月間MVPにノミネートされなかった。(C)Getty Images

 韓国メディアが落胆した。ファン投票で決定するPFA(イングランド・プロサッカー選手協会)の2023年12月の月間MVPに、トッテナムのソン・フンミンがノミネートされなかったからだ。

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 ノミネートされたのは、リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルド、アストン・ビラのレオン・ベイリー、ウェストハムのモハメド・クドゥス、チェルシーのコール・パーマー、トッテナムのリシャルリソン、ボーンマスのドミニク・ソランキ。この人選に納得がいかなかったのが、韓国メディア『OSEN』だ。

「ソン・フンミンは12月に行なわれたマンチェスター・シティ戦、ニューカッスル戦、エバートン戦、ボーンマス戦でマン・オブ・ザ・マッチを受賞し、7試合で4ゴール・4アシスト。リーグが選定する12月の月間MVP候補者には選ばれたが、ところが、ファン投票によるPFAアワードには選ばれなかった」
 
 こう記した同メディアは、ノミネートされた6選手の成績を紹介。「アレクサンダー=アーノルドは7試合で1ゴール・2アシスト、ベイリーは7試合で3ゴール・2アシスト、クドゥスは6試合で4ゴール、パーマーは6試合で4ゴール・2アシスト、リシャルリソンは7試合で5ゴール、ソランキは7試合で6ゴール」と数字を出して「ゴールとアシストだけが評価対象ではない」と断りながらも、「ソン・フンミンは顕著な活躍をしたが、期待ほどの成果はなかった」と肩を落とした。

 今シーズンのソン・フンミンは、ハリー・ケインが退団したチームにあって大きな存在感を発揮。新キャプテンとしてチームをまとめ上げながら、12ゴール(リーグ3位タイ)・5アシスト(13位タイ)と結果も残している。12月の活躍も申し分ないものだが、PFAの月間MVPにはノミネートされなかった。

「ソン・フンミンが候補にあがった6選手よりも低調だったと評価するのは難しい。チームメイトのリシャルリソンは7試合で5ゴールと好調だったが、内容的に良くない試合もあった。したがって、物足りなさしか残らない」と、同メディアはソン・フンミンのいない人選に不満を表している。

構成●THE DIGEST編集部

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