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日本代表

森保ジャパンを「自信過剰」「適応力不足」とぶった斬る中国メディア 「指揮官は自尊心を過大評価していた」とチクリ【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.01.20

イラクに敗れた日本代表。今後も険しい道のりとなりそうだ。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

イラクに敗れた日本代表。今後も険しい道のりとなりそうだ。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 サッカー日本代表は現地1月19日、アジアカップのグループステージ第2戦でイラクに1対2と敗れた。イラクが決勝トーナメント進出を決め、日本は第3戦のインドネシア戦にGS突破を懸ける。

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 30年ぶりにドーハでのイラク戦に敗れ、奇しくも“ドーハの悲劇”を繰り返す結果となってしまった。ここまで10連勝を飾り、アジア最強と称された強さも試合運びの拙さから影を潜めた。

 アジア近隣メディアもイラクの勝利を驚きとともに報じているが、中国メディア『新浪体育』は、「ドーハの悲劇繰り返される 『日本の神話』終焉」との見出しで日本の敗戦を詳報した。そのなかで同メディアは「日本は1年以上にわたり、ドイツ、トルコ、ペルーなどの強豪チームを相手に連勝し、世界クラスのチームとみなされていたが、30年ぶりの“ドーハの悲劇”は、『日本神話』バブルに穴をあけ、日本を現実に引き戻した」と指摘。さらに「指揮官は自尊心を過大評価しており、イラクチームが再び彼に悲劇をもたらした」と手厳しい。

 また、初戦で不安定なプレーに終始したGK鈴木彩艶やフィジカルが強いイラクに対し、小柄な選手たちを多く起用した采配に、「相手を過小評価した人員配置だった」と断じ、とりわけセンターフォワードのアイマン・フセインに対する「防空能力の不足を露呈した」と見解を示した。

 同メディアは、連勝が10で止まった森保ジャパンに対し、「自信過剰やメンバー起用の硬直性、適応力不足といった問題を解決できなければ、今後も日本代表はアジア勢との対戦で躓くだろう」とぶった斬り、記事を締めくくっている。

構成●THE DIGEST編集部

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