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サラーの後継者候補に挙げられた久保建英は「この冬も、夏もソシエダ残留を望んでいる」と現地紙報道! 一方で「今後の慰留は難しいミッション」との指摘も

THE DIGEST編集部

2024.01.31

リバプールなど多くのクラブから興味を持たれている久保建英。(C)Getty Images

 現在は日本代表の一員としてアジアカップに集中している久保建英だが、移籍市場ではレアル・ソシエダの注目の銘柄としてしばしばその名が登場するなど、存在感を示しているようだ。

 リバプールのクラブ専門サイト『LIVERPOOL.COM』は、「ユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任発表により、クラブはあらゆる面で新時代を迎える時期に入ろうとしている」として、その動きの中で、現エースであり、来季は契約最終年となるモハメド・サラーがリバプールを去る決断を下す可能性を示唆し、そうなれば「大きな打撃を受ける」チームが後釜として久保に関心を寄せていると伝えた。

「クロップ監督はチームを去る前に、サラーの潜在的な後任として久保に目をつけており、リバプールも現在、今夏に向けてソシエダのスターを最優先のターゲットに据えている。久保は、サラーに最も『似ている』と見なされており、サウジ・プロリーグから再び強い関心を受けるであろうエジプト代表の代わりとして考えられている」
 
 これに対し、スペイン・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「100%保証されているわけではないが、予期せぬ出来事や急激な展開がない限り、ラ・レアルの陣容は今のまま、少なくとも来シーズン開幕まで変わらないだろう」と、久保や彼同様に去就に関して様々な憶測が流れているマルティン・スビメンディの今冬と今夏の移籍を否定している。

「最近では、セリエAのユベントス、プレミアリーグのリバプールやマンチェスター・ユナイテッド、そしてサウジアラビアのアル・ナスルが久保の獲得に興味を示している。しかし、日本人選手はこの冬も、また夏もソシエダに残りたいと望んでいる」
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