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海外サッカー

アジアカップで両足ふくらはぎ負傷の旗手怜央。クラブ復帰もセルティック専門メディアからは悲痛の声…「ハタテが再度故障者リストに加わることに」

THE DIGEST編集部

2024.02.05

アジアカップで負った怪我により、6週間の戦線離脱を強いられることになった旗手。(C)Getty Images

アジアカップで負った怪我により、6週間の戦線離脱を強いられることになった旗手。(C)Getty Images

 アジアカップで史上5度目の優勝を目指した日本代表は、準々決勝でイラン代表に1-2で敗れ、ベスト8で大会を後にした。優勝候補との呼び声が高かったものの、多くの選手が本来のパフォーマンスを発揮できず、悔しさを味わう大会となった。

 今後は再び、各選手たちは所属クラブでの戦いに戻ることになる。シーズン真っ只中の欧州では、大会序盤からサムライ戦士の復帰を心待ちにする関係者や現地メディアの声なども聞こえていた。しかし、日本の敗退が決定し、帰還することが決まったものの、複雑な思いとともに選手を迎え入れたクラブがある。

 セルティックの情報を扱う『CELTS ARE HERE』は現地時間2月4日、日本代表として大会に参加していた旗手怜央、前田大然のクラブ復帰を伝えるトピックを配信。その中で、アジアカップでの旗手の負傷についても触れており、「ハタテには予期せぬことが起きてしまった」と綴っている。

 旗手は決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦にスタメン出場した際、前半35分で負傷退場しており、準々決勝のイラン戦はベンチ外となっていた。グループステージのイラク戦ではコーナーキックから遠藤航のゴールをアシストし、続くインドネシア戦では初スタメンに名を連ね、日本の中盤を支え勝利に貢献していた。
 
 同メディアは、旗手の怪我の状況について、「左右のふくらはぎの負傷により、6週間はプレー不可能になった。(アジアカップのため)離脱する直前に怪我から復帰したばかりだったが、キャメロン・カーター=ヴィッカーズやグレッグ・テイラーなどとともに、再度故障者リストに加わることになる」と指摘。

 また、「冬の移籍市場ではふたりの新戦力が加わっただけ。前途多難の中、中盤のキーマンをひとり欠いてこの時期を乗り切らなければならないだけに、クラブの底力が試される」と、現在のチーム事情にも言及している。

 同じくチームに復帰した前田には、「一方で快足ウインガーは、クラブでの戦いに再び身を投じる準備が整っている」と期待を寄せるとともに、前田が自身のSNSで投稿したファンへの感謝の言葉などを紹介しながら、「フープス(セルティックの愛称)は『インパクトを残したい』と願う選手の活躍を楽しみにしている」と綴っている。

 旗手の再離脱は、本人、そしてセルティックにとっても大きな痛手であることは間違いない。およそ1か月半後、シーズン終盤戦の戦いに旗手が万全の状態で戻ってくることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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