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週末ドローのセルティック、前田大然の“中4日”復帰に期待「大きな後押しになる」と地元メディア「仏の南野拓実より回復する時間が2日も多い」

THE DIGEST編集部

2024.02.06

アジアカップ準々決勝で日本代表がイラン代表に敗戦。セルティック地元メディアは、2月7日のハイバーニアン戦で前田の出場を期待した。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 セルティックの地元メディアが前田大然に期待している。

 2月3日に行なわれたスコットランドリーグ24節のアバディーン戦でセルティックは、ボール保持率71%対29%、総シュート集22対7、枠内シュート数4対3、パス総数628対263とほとんどのスタッツで相手を上回りながらも、結果は1ー1のドローだった。

【動画】スコットランドリーグ第24節、アバディーン対セルティックのハイライトをチェック!

 セルティックは首位に立っているものの、消化試合がひとつ少ない2位レンジャーズとの勝点差は3。実質、ライバルチームと勝点で並んでいる。こうした状況で、日本代表がアジアカップ準々決勝でイラン代表に敗れたため、セルティック専門メディア『Celts Are Here』が2月5日の記事で前田が早期復帰すると伝えた。

「アバディーン戦のドローは多くのファンを失望させたが、同じ日に日本代表がアジアカップで敗れた。大会中に負傷した旗手怜央は6週間の離脱となるが、前田のチーム復帰はポジティブな話題だろう」と、日本が誇る韋駄天FWのチーム復帰を歓迎している。
 
 セルティックの次戦はミッドウィークの2月7日、アウェーでのハイバーニアン戦となる。前田はアジアカップの開催国カタールからスコットランドに戻り、2月2日のイラン戦から中4日でハイバーニアン戦を迎えるが、同メディアは前田が出場する可能性を示唆している。

「前田はハイバーニアン戦に出場する可能性が十分にある。同じ日本代表FWで、フランスのモナコに所属する南野拓実が、イラン戦の"翌日"に行なわれたリーグ・アンのル・アーブル戦に途中出場した。前田は南野に比べて回復する時間が2日も多い」

 さらに、「最終的にはブレンダン・ロジャーズ監督の判断になるが、アバディーン戦でのチームのパフォーマンスを考えれば、前田の存在が大きな後押しとなるだろう」と南野の例を出しながら、前田の中4日での出場を期待した。

構成●THE DIGEST編集部

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