海外サッカー

リバプール復帰の遠藤航に現地メディアから賛辞止まず!「多くのデュエルを制した」「キープレーヤーとして進化」

THE DIGEST編集部

2024.02.12

リバプール復帰戦で好プレーを見せた遠藤。チームの勝利に貢献した。(C) Getty Images

 現地時間2月10日に行なわれたプレミアリーグ第24節で、リバプールはバーンリーを3-1で下したが、アジアカップを終えてアンフィールドに帰還した遠藤航は、さっそくスタメンに名を連ね、後半アディショナルタイムまでプレーしている。

【関連記事】カタール歓喜の裏で…アジア杯惨敗の森保J、欧州組が奮闘! 三笘薫、遠藤航に英絶賛! 板倉滉も独紙からチーム最高評価
 前日に31歳の誕生日を迎えた日本代表MFは、20節ニューカッスル戦以来となる「レッズ」でのプレーで、離脱前同様に安定したプレーを中盤の底で披露してチームの2試合ぶりの勝利に貢献。試合後、SNSでは「アンフィールドでの復帰戦を勝利(勝点3)で飾ることができて嬉しいです」と喜びを表わした。

 アンフィールドでの史上最多観客数となる5万9896人が見守った試合における遠藤のプレーについて、クラブの公式サイトは「遠藤はゴールに重要な貢献を果たした。このMFは(52分に)ピッチの高い位置でボールを奪取し、ハーベイ・エリオットが右からクロス(ルイス・ディアスによる2点目のゴールのアシスト)を送ることを可能にした」と、背番号3の攻撃的プレーを称賛している。

 現地メディアの報道では、日刊紙『The Guardian』もチームの決勝点(2点目)に言及し、「ホストチームはバーンリーを押し込み、遠藤がボールを奪った。その後、エリオットがニアポストにクロスし、ディアスがダイビングヘッドで押し込んだ」と記述。一方で45分にCKから失点を喫した場面について、「バーンリーのCBダラ・オシェアは、彼より小さな遠藤とディアスのデュオを凌駕し、強烈なヘディングシュートを叩き込んだ」と伝え、遠藤の関与を示した。

 一方、『THE Sun』紙は「遠藤はアレクシス・マク・アリステルとハーフウェーライン付近で巧みな連係を見せた」と綴って、ここからアンディ・ロバートソンに縦パスが通ってチャンスに繋がったと報じ、『Daily Mail』紙は「前節のアーセナル戦(1-3)でリバプールに欠けていたものを、彼はファンに示すこととなった。相手の攻撃を上手く阻止し、1-1の時点で試合の流れを安定させた。ただ、失点時にはもっと良いプレーができたはずだ」とポジティブに評している。
 
NEXT
PAGE
「多くのボールを扱いながら正しい判断を下し、中盤で多くのデュエルを制した」