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「驚異的なパフォーマンス」中東メディアがアジアカップ・ベスト11を選出「勇気が感じられるシーンだった」日本、韓国、イラン、豪州からは0人【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.02.12

得点王&大会MVPに輝いたアフィフ(左)と最優秀GKに選ばれたバルシャム(右)。いずれもカタールの大会2連覇に大きく貢献した。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 UAEメディア『The National News』は2月11日、開催国カタールの大会連覇で幕を閉じたアジアカップのベスト11を選出。優勝したカタールから大会MVPと得点王に輝いたアクラム・アフィフら最多5人を選んだ。

【動画】アジアカップ決勝、ヨルダン対カタールのハイライトをチェック!

 同メディアが選んだ11人は次のとおり。

GK:メシャール・バルシャム(カタール)、所属クラブ:アル・サッド(カタール)
 開催国のGKは大会2連覇に不可欠だった。7試合でわずか5失点。準々決勝のウズベキスタンとのPK戦では、3本を止める信じられないセービング。大会を通じて好パフォーマンスを見せた。決勝のヨルダン戦でも素晴らしい反射神経で好セーブを見せ、大会最優秀GKに選ばれた。

DF:ルーカス・メンデス(カタール)、所属クラブ:アル・ワクラ(カタール)
 カタールの守備は、GKバルシャムひとりが貢献したわけではない。最終ラインも非常に堅固で、なかでもメンデスは際立っていた。左利きのCBは3バックでも4バックでも快適にプレー。準決勝のイラン戦では重要なゴールラインブロックを見せ、クリア数は大会トップを記録した。
 
DF:アルマフディ・アリ・ムフタル(カタール)、所属クラブ:アル・ワクラ(カタール)
 経験豊富なCBはメンデスとともにカタール最終ラインの真ん中に入り、相手の攻撃を跳ね返した。全7試合中5試合に先発。ピッチ上での影響力はチャンピオンチームには極めて重要だった。準々決勝ウズベキスタンとのPK戦でシュートを外したが、それが彼の評価を損ねるものではない。

DF:ヤザン・アル・アラブ(ヨルダン)、所属クラブ:アル・ショルタ(イラク)
 今大会のヨルダンの驚異的なパフォーマンスは、鋼のような決意の上に築かれたもの。その中心選手として、必要な時に頼れる存在だった。優れた守備に加えて、セットプレー時でも相手に脅威を与えた。イラクとのラウンド・オブ16では90+5分に同点ゴールを決めている。

MF:アーメド・ファテヒ(カタール)、所属クラブ:アル・アラビ(カタール)
 2022年カタール・ワールドカップのメンバーに入れなかった31歳が、チームの中盤に欠かせないピースだった。サブでメンバー入りしていた2019年大会の優勝から一転、レギュラーとしてアジアカップ2連覇を達成。守備的MFとして極めて重要な活躍を見せた。
 
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