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横浜の仲川、遠藤、チアゴ、広瀬、朴にアンケート! 2019年シーズンのベストプレーヤーは?

藤井雅彦

2019.12.25

横浜からは仲川(左)、遠藤(左中)、マルチンス(中央)、広瀬(右中)、朴一圭(右)にアンケートに協力してもらった。写真:THE DIGEST写真部

 2019年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票で年間MVPを決定するサッカーダイジェスト恒例の「ベストプレーヤー企画」。横浜F・マリノスからは、仲川輝人、遠藤渓太、チアゴ・マルチンス、広瀬陸斗、朴一圭の5名に、他クラブで印象に残った選手トップ3を挙げてもらった。各選手の投票結果をコメントとともに見ていこう。

●仲川輝人(FW)
1位 古橋亨梧(神戸/FW)
2位 林彰洋(FC東京/GK)
3位 セルジーニョ(鹿島/MF)
【選出理由】
 古橋選手は点を取れて、アシストもできる攻撃のオールラウンダー。林選手のセービングは頼もしい。チームに安心感を与えていると思う。セルジーニョ選手は敵が嫌がるプレーを知っていて、対戦相手としては厄介な存在。

●遠藤渓太(MF)
1位 三竿健斗(鹿島/MF)
2位 エウシーニョ(清水/DF)
3位 セルジーニョ(鹿島/MF)
【選出理由】
 1位に選ばせてもらった三竿選手は、対戦していて二手、三手先まで読んでプレーしている印象を受けた。エウシーニョ選手は1対1で対峙した時に、突破するのが難しかった。セルジーニョ選手は勝負強さが際立っていた。
 
●チアゴ・マルチンス(DF)
1位 鈴木武蔵(札幌/FW)
2位 永井謙佑(FC東京/FW)
3位 森重真人(FC東京/DF)
【選出理由】
 鈴木選手はスピードと得点感覚に優れていて、対戦していて、とても興味深かったのを覚えている。永井選手はスピードを武器に、結果を残している。森重選手は同じザゲイロ(CB)としてリスペクトしているプレーヤーだ。

●広瀬陸斗(DF)
1位 アンドレス・イニエスタ(神戸/MF)
2位 セルジーニョ(鹿島/MF)
3位 柏好文(広島/MF)
【選出理由】
 イニエスタ選手の絶対にボールを奪われないキープ力が凄い。対戦していて圧巻だった。セルジーニョ選手は大事なところで得点を決めている印象。柏選手はひとりで局面を打開する能力がとても高く、やりにくい相手だった。

●朴 一圭(GK)
1位 クォン・スンテ(鹿島/GK)
2位 ダビド・ビジャ(神戸/FW)
3位 福森晃斗(札幌/DF)
【選出理由】
 クォン・スンテ選手は安定感があって、ここぞという場面でのビッグセーブも凄い。ビジャ選手は単独でシュートに持ち込む能力が高い。今も世界のトップを走る。福森選手のキックは試合を決められる精度を持っている。

取材●藤井雅彦(ジャーナリスト)

※『サッカーダイジェスト』2019年12月26日号より転載