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海外サッカー

「重要な6試合」を前に…三笘薫はじめ負傷者の多さにデ・ゼルビ監督が嘆き。専門メディアもブライトンの深刻な状況に注目

THE DIGEST編集部

2024.02.26

この三笘をはじめ、主力選手の負傷離脱に苦しむブライトン。(C)Getty Images

この三笘をはじめ、主力選手の負傷離脱に苦しむブライトン。(C)Getty Images

 ブライトンは現地時間2月24日に行なわれたプレミアリーグ第26節、エバートンと1-1で引き分け。73分に先制を許し、さらに81分にビリー・ギルモアが退場となって数的不利まで負ったが、アディショナルタイム5分にルイス・ダンクの劇的なヘッド弾で追いつくという、苦しんでの勝点1獲得となった。

 このホームゲームでは、三笘薫はメンバーから外れた。アジアカップを終えてブライトンに復帰して以降、2試合連続でスタメンに名を連ねたアタッカーについては、前日会見でロベルト・デ・ゼルビ監督が「腰に問題を抱えている。プレーできるかどうかは分からないが、私は厳しいと思う」と語っていた。

 前節シェフィールド・ユナイテッド戦にメイソン・ホルゲイトの悪質なタックルを食らったこととの関与については、「あの試合の前にはすでに腰を痛めていた」と否定したイタリア人監督は、「我々はカオルのような重要な選手を欠いて戦うことには慣れている」と自信を示していたものの、試合後は一転して、以下のように嘆いている。
 
「(報道陣に対して)あなた方はヨーロッパリーグ(EL)やFAカップでのドローやプレミアリーグでの過去3か月のことについて意見を求めて来るが、私が言いたいのは、全ての選手が試合に出場できることを望むということだ」

「正直に言えば、三笘、シモン・アディングラ、フリオ・エンシソなしで長期間戦うのは難しい。アンス・ファティは2か月間、そしてペルビス・エストゥピニャン、ジェームズ・ミルナー、タリク・ランプティも離脱と、(シーズンを通して)負傷者が多すぎる。我々には、同レベルの選手が25人存在しない」

「カオルが水曜日(FAカップ5回戦のウォルバーハンプトン戦)にプレーできるかどうかは分からない。彼がプレーできない場合でも、我々はとにかく準備をして、絶対に勝てるよう努める。次のフルアム戦(3月2日のプレミアリーグ第27節)も、ローマ戦(3月7日のELラウンド・オブ16)でも同様だ。最善を尽くし、最高のプレーをし、試合に勝つことを目指す」
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