現地時間4月14日に行なわれたラ・リーガ第31節、レアル・ソシエダはアルメリアと2-2で引き分け、連勝は3でストップしている。
本拠地レアレ・アレナでの一戦、30分に先制を許したものの、32分に左からのクロスをシェラルド・ベッカーがダイレクトボレーで押し込んで追いつくと、59分にはベッカーのダイレクトでの折り返しにファーポストのミケル・オジャルサバルが合わせて勝ち越し。しかし88分にイゴール・スベルディアの退場を伴うファウルでPKを献上し、これを決められて、土壇場で勝点2を逃す結果となった。
この試合、久保建英は70分にアンデル・バレネチェアに代わって出場。前節アラベス戦の前半に負った右足ハムストリングの怪我は当初、軽症と発表されていたものの、チーム練習への合流は遅れて、試合2日前となり、ベンチでこのホームゲームを迎えることを余儀なくされている。
ボールタッチは6回、パス4本(成功1本)、シュートなし、ドリブルなし、キーパス1本、空中戦1回(勝利)というスタッツからも分かるように、約20分間であまりプレーに絡むことはできなかった背番号14に対しては、やはり現地メディアの評価は芳しくなく、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の「1」。プレーに対する言及はなかった。
『AS』紙も同採点で、個別評価においては「彼は怪我のために20分しかプレーできなかった。実際、この日本人選手の貢献はほとんどなかった」と厳しく記述。一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保が「間に合った」としながらも、「たった2度の練習しか参加していない状態で試合に出場し、25分間プレー。しかし彼は、チームに対して貢献するのに苦労した」と評している。
地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「ラ・レアルは4-4-2のフォーメーションに変更し、久保を攻撃の中心に配置した。しかし、イマノル・アルグアシル監督の施した変更により、チームは戦術的な混乱に陥った。パフォーマンスは悪化し、試合を決定的にすることはできなかった」と、久保登場後のホームチームのプレーの拙さを強調。久保個人については、プレー時間の少なさもあって「採点なし」とし、寸評も「彼は試合にほとんど関与しなかった。練習不足であることは明らかだった」とだけ記した。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、10点満点の採点で及第点の「6」(チーム2番目タイ)を久保に与え、「彼は後半途中に出場し、ボールをキープする時には常に、相手守備陣に対して恐怖感を与えた」と、ポジティブに短いプレー時間を振り返っている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英、後半途中からピッチへ! 31節アルメリア戦ハイライト
本拠地レアレ・アレナでの一戦、30分に先制を許したものの、32分に左からのクロスをシェラルド・ベッカーがダイレクトボレーで押し込んで追いつくと、59分にはベッカーのダイレクトでの折り返しにファーポストのミケル・オジャルサバルが合わせて勝ち越し。しかし88分にイゴール・スベルディアの退場を伴うファウルでPKを献上し、これを決められて、土壇場で勝点2を逃す結果となった。
この試合、久保建英は70分にアンデル・バレネチェアに代わって出場。前節アラベス戦の前半に負った右足ハムストリングの怪我は当初、軽症と発表されていたものの、チーム練習への合流は遅れて、試合2日前となり、ベンチでこのホームゲームを迎えることを余儀なくされている。
ボールタッチは6回、パス4本(成功1本)、シュートなし、ドリブルなし、キーパス1本、空中戦1回(勝利)というスタッツからも分かるように、約20分間であまりプレーに絡むことはできなかった背番号14に対しては、やはり現地メディアの評価は芳しくなく、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の「1」。プレーに対する言及はなかった。
『AS』紙も同採点で、個別評価においては「彼は怪我のために20分しかプレーできなかった。実際、この日本人選手の貢献はほとんどなかった」と厳しく記述。一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保が「間に合った」としながらも、「たった2度の練習しか参加していない状態で試合に出場し、25分間プレー。しかし彼は、チームに対して貢献するのに苦労した」と評している。
地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「ラ・レアルは4-4-2のフォーメーションに変更し、久保を攻撃の中心に配置した。しかし、イマノル・アルグアシル監督の施した変更により、チームは戦術的な混乱に陥った。パフォーマンスは悪化し、試合を決定的にすることはできなかった」と、久保登場後のホームチームのプレーの拙さを強調。久保個人については、プレー時間の少なさもあって「採点なし」とし、寸評も「彼は試合にほとんど関与しなかった。練習不足であることは明らかだった」とだけ記した。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、10点満点の採点で及第点の「6」(チーム2番目タイ)を久保に与え、「彼は後半途中に出場し、ボールをキープする時には常に、相手守備陣に対して恐怖感を与えた」と、ポジティブに短いプレー時間を振り返っている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英、後半途中からピッチへ! 31節アルメリア戦ハイライト
関連記事
- 「“負け組”の伝説に終止符」ブンデス初制覇のレバークーゼン、万年2位の歴史ついに終焉! 栄冠を逃してきたチームには屈辱の呼び名も
- 男子サッカー、アジア最終予選きょう初陣の中国戦! 8大会連続のオリンピック出場なるか? “死の組”突破のキーマンは――
- 旗手怜央&古橋亨梧の鮮やかなアベック弾に現地メディアが好反応! 「日本代表コンビによる2本の見事なフィニッシュ」
- 「世界で9番目に価値の高い23歳以下の選手」久保建英の去就について現地メディアが様々な可能性を示唆! トルコ紙はギュレルが代役としてソシエダ加入と報道
- 守備でも大貢献の17歳DFが放った“1本の縦パス”がバルサ先制のきっかけに! シャビ監督も「もはや彼を称賛する言葉が尽きたよ」と大絶賛