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「人の数がやばい!」セリエAを制覇したインテル、ミラノ市内を巡る盛大な優勝パレード「とんでもない熱狂」「バスが歩くペースだ」とファン驚愕

THE DIGEST編集部

2024.04.29

ミラノ市内を巡るインテルの優勝パレードには、多くのファンが集まって沿道を埋め尽くした。(C)Getty Images

 2023ー24シーズンのセリエAを制したインテルの優勝パレードに大勢のファンが集まった。本拠地ジュゼッペ・メアッツァ(通称サン・シーロ)を現地時間4月28日16時(日本時間23時)に出発。ミラノ市内を8キロ巡って、現地21時(同4時)頃に市内中心部のドゥオーモ広場に到着する予定だ。
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 第33節のミラノ・ダービーに勝ってスクデットを決めていたインテルは、優勝パレードに先立ち、現地12時30分からトリノと対戦(34節)。インテルのメンバーはトリノの「ガード・オブ・オナー」でサン・シーロのピッチに登場した。

 49分にトリノのアドリアン・タメズが、裏に抜け出したインテルのヘンリク・ムヒタリアンを倒してイエローカード。オンフィールドレビューの結果、このプレーが退場に当たる行為だとして、女性主審のマリア・カプーティはタメズにレッドカードを提示した。

 56分には数的有利のインテルが先制する。ニコロ・バレッラ、ラウタロ・マルティネスとつなぐと、最後はムヒタリアンのパスを受けたハカン・チャルハノールがダイレクトでゴールに蹴り込んだ。

 60分には、マルキュス・テュラムがペナルティーエリア内で倒されて得たPKを、"職人"チャルハノールが右足でゴール左に豪快に突き刺し、インテルが2ー0とリードを広げた。
 
 63分以降、インテルはアレクシス・サンチェス、クリスティアン・アスラーニ、ダビデ・フラッテージ、テイジョン・ブキャナン、マルコ・アルナウトビッチを次々と投入。ポゼッション率62パーセント、シュート数17と試合を優勢に進めたインテルが、2ー0で勝利。祝賀ムードを一層盛り上げた。

 試合後は前節に続いて、ピッチ上でインテリスタ(インテル・ファンの総称)とともに、3年ぶり20回目の優勝と"セコンダ・ステッラ"(ユニホームの胸に縫い付ける2つめの星マーク。10回でひとつの星を付けられる)を手にした喜びを分かち合った。

 さらにインテルの面々はオープンバス2台で、ミラノ市内を優勝パレード。路上でも多くのファンと歓喜をともにした。優勝パレードを見た日伊のファンは、「ファンの数がやばい!」「バスの速度が歩くペース」「これはいいな」「みんな楽しんでいる」「時間通りにドゥオーモに着かないだろ」「インテリスタ多すぎ」「信じられないほどの熱狂」「シモーネ・インザーギ監督、ずっとインテルにいて」などのコメントを書き込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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