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「シーズン前半は素晴らしい活躍」アーセナル全選手の今季を査定した現地メディア、冨安健洋に対しては!? 「1月以降はフィットネスに苦しんだ」

THE DIGEST編集部

2024.05.23

前半戦は安定して好プレーを見せた冨安だったが、怪我やアジアカップ参加などの影響で後半戦はコンディション調整に苦しんだ。(C)Getty Images

 2023-24シーズンのプレミアリーグが閉幕。アーセナルはマンチェスター・シティに勝点2届かず、20年ぶりの優勝を逃すという悔しい結果に終わった。しかし、ミケル・アルテタ監督の下、クラブ史上最多勝利数「28」を記録するなど、そのパフォーマンスは十分に評価できるものだったと言えよう。

 それを体現したのは、優れた能力を備えた各ポジションの選手たちだが、現在は複数の現地メディアが、様々な形で彼らの査定を行なっている。日刊紙『Evening Standard』は、全選手を10点満点の採点で以下のように評価した。

◇GK
アーロン・ラムズデイル 6/ダビド・ラヤ 8
◇DF
ガブリエウ・マガリャンイス 9/ヤクブ・キビオル 7/ウィリアム・サリバ 9/セドリク・ソアレス 5/ジュリアン・ティンバー 採点なし/冨安健洋 7/ベン・ホワイト 9/オレクサンドル・ジンチェンコ 7
◇MF
モハメド・エルネニー 5/ジョルジーニョ 7/マルティン・ウーデゴー 9/トーマス・パーテイ 6/デクラン・ライス 9/エミール・スミス・ロウ 5/ファビオ・ヴィエイラ 5
◇FW
カイ・ハバーツ 8/ガブリエウ・ジェズス 7/ガブリエウ・マルチネッリ 7/エディ・ヌケティア 6/リース・ネルソン 5/ブカヨ・サカ 9/レアンドロ・トロサール 8
 
 冨安はチーム10番目タイの「7」という評価。リーグ22試合(公式戦30試合)に出場して2得点1アシスト(公式戦全体では2得点3アシスト)を記録した背番号18は、ふくらはぎの負傷に加えてアジアカップ出場によるチーム離脱もあり、安定してピッチに立ち続けることができなかったが、出場した試合では主に左SBとして安定した守備を披露した他、最終節のエバートン戦では貴重な同点弾の他、攻撃でも貢献度の高さを示した。

 同ポジションのジンチェンコ、キビオルらとの比較でも、左SBのレギュラーに最も相応しいと多くのメディアから太鼓判を押された25歳について、同メディアは「シーズン前半は素晴らしい活躍を見せ、新しい契約を得るに相応しい成果を上げたが、1月以降はフィットネスに苦しんだ」と、怪我に苦しめられたシーズンだったことを強調している。
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「最終節に、ゴールを決めるという素晴らしい瞬間があった」