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海外サッカー

「他の選手よりも一歩抜きんでている」 EURO初戦で殊勲者となったベリンガムを母国メディアがこぞって大絶賛!「こんな選手がこれまでいただろうか?」【EURO2024】

THE DIGEST編集部

2024.06.17

初戦のセルビア戦で豪快なヘッドを叩き込み、イングランドを勝利に導いたベリンガム。(C)Getty Images

初戦のセルビア戦で豪快なヘッドを叩き込み、イングランドを勝利に導いたベリンガム。(C)Getty Images

 現地時間6月16日に行なわれたEURO2024のグループリーグ第1節で、優勝候補の筆頭に挙げられるイングランド代表はセルビア代表を1-0で下し、白星発進を切っている。

 ゲルゼンキルヘンでの一戦は開始13分で動き、ブカヨ・サカの右サイドからのクロスにジュード・ベリンガムが頭で力強く合わせてイングランドが先制。その後は幾度か相手ゴールに迫ったものの、後半はイングランドがやや失速したこともあって苦戦を強いられる展開となり、最後までスコアが動くことはなかった。

 虎の子の1点を自ら決めて母国に初勝利をもたらしたベリンガム。弱冠20歳にして2度目のEURO出場を果たした背番号10は、そのエースナンバーに相応しい多彩な仕事を果たした。レアル・マドリー加入1年目でラ・リーガ&チャンピオンズリーグ制覇に大貢献した勢いを持続し、今大会1戦目から周囲の期待に十分に応えている。
 
 試合後、この試合の「マン・オブ・ザ・マッチ」に選定されたベリンガムは、「どんな相手との試合でもインパクトを与え、試合を決定づけられる自信がある。僕はプレーするのが本当に楽しい。だからピッチに立てば、恐れずにプレーする。それが、とても好きだからね。解放感があるんだ。仕事ではなく、喜びのように感じている」と、自身の充実ぶりを強調した。

 チームとしてのパフォーマンスについては、「前半は、なぜ我々がどのチームに対してもゴールを決められるのかを示し、後半は、なぜ我々がどのチームに対しても無失点を保てるかを示した」「消し去りたいネガティブな部分もあるけど、全体的には満足している」と語り、今後に向けて「このチームはまだ新しく、試合を重ねるごとに団結力を増している」と期待を寄せている。

 母国サポーターが歌うビートルズの名曲『ヘイ・ジュード』が「大好きだ」という若きMFを、ガレス・サウスゲイト監督は「彼は自分で脚本を書く。幾度も傑出した場面を創出したし、走るタイミングやゴールに至るプレーも素晴らしかった」と評価し、チームの大黒柱であるFWハリー・ケインは「信じられない選手だ」と絶賛した。
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