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海外サッカー

1位は「権威あるパフォーマンス」で大勝を飾った開催国ドイツ! 初戦を終えての「出場国パワーランキング改訂版」を英専門メディアが発表【EURO2024】

THE DIGEST編集部

2024.06.20

ムシアラ(左)やヴィルツ(右)の活躍もあり、ドイツは2節ハンガリー戦にも勝利。ベスト16進出を決めている。(C)Getty Images

ムシアラ(左)やヴィルツ(右)の活躍もあり、ドイツは2節ハンガリー戦にも勝利。ベスト16進出を決めている。(C)Getty Images

 EURO2024は6月18日でグループリーグの第1節を終え、各チームがそれぞれ1試合を消化している。

 まだ残り2試合で各グループの動向はいかようにも変わっていくだろうが、最初の90分間を経て、各チームの実力や今後の可能性がある程度は見えてきたとも言え、大会前に出場24か国の「パワーランキング」を作成していた英国のサッカー専門メディア『Planet Football』は、第1節の結果やプレーぶりを反映させた“改訂版”を以下のように発表した。

◆下位10チーム◆
24位:スコットランド(-4位)
23位:ウクライナ(-13位)
22位:ハンガリー(-10位)
21位:セルビア(-4位)
20位:ポーランド(+3位)
19位:クロアチア(-8位)
18位:アルバニア(+6位)
17位:チェコ(-3位)
16位:ジョージア(+5位)
15位:スロベニア(-3位)
(括弧は開幕前の順位との差)

 まず下位10チームでは、開幕戦でドイツに1-5の大敗を喫したスコットランドが開幕前の20位から最下位に転落。「開幕戦では何の良さも見せられず、プレッシングなしでのハイラインを敷いたことで、開催国に自由を与えてしまった」(同メディア)英国4協会の一角は、これまでワールドカップでは8回、EUROでは4回の本大会に出場しながら、一度も次ラウンド突破を果たせずにいる稀有なチームだが、今回も悪しき記録を更新する可能性は非常に高そうだ。
 
 全24か国の中で最も順位を下げたのがウクライナ。ルーマニアに衝撃的な0-3の完敗を喫した彼らは、欧州の主要リーグでプレーする選手を多く擁しながら、レアル・マドリーのGKアンドニー・ルニンは最初の2失点でミスを犯し、ミハイロ・ムドリクらによる攻撃も不発に終わっている。また、同じく大幅ダウンのハンガリーは、「世界のサッカーファンから期待を受けていたものの、スイス戦の前半は絶望的に悪く、自分たちのスタイルを見せられなかった」。

 スペインに0-3で一蹴されたクロアチアも意外な敗者であり、同メディアは「今大会で同国の黄金世代はその力を失うかもしれない」と悲観的な見方を示し、「スペイン戦では多くのチャンスがありながらも3点差をつけられたのは、選手たちが全盛期のような知恵を持っていないことを示唆している」と指摘。まだ決勝トーナメント進出の可能性は十分にあるとしながらも、「多くの人が思っていた以上に脆弱」と酷評している。
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