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「屈辱的な敗北」パラグアイのメディアがU-23日本代表の強さに愕然…「最悪のスタートだ」【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.07.25

南米予選を1位で通過したパラグアイが、日本に0ー5で敗戦。母国メディアが愕然した様子で試合結果を報じた。写真:金子拓弥 (THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 現地7月24日、パリ五輪の男子サッカーU-23日本代表が、5ー0でU-23パラグアイ代表に完勝。1968年メキシコ大会の銅メダル以来となる56年ぶりのメダル獲得に向けて、最高のスタートを切った。

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 ボールを保持する日本、自陣に引いてカウンターを狙うパラグアイの構図となった一戦は、18分に日本が先制ゴールを奪う。コンビネーションで左サイドを崩すと、大畑歩夢がクロス。これを受けた三戸舜介がペナルティーエリア内からシュートを決めてスコアを動かした。25分にはパラグアイの10番ヴィルデル・ヴィエラが平河悠の足を踏みつけて一発レッドで退場となった。

 10人となったパラグアイを相手に、日本は猛攻を仕掛ける。63分にはふたたび三戸がペナルティーエリア内でヘディングを決めると、69分には山本理仁がミドルを突き刺して3ー0。81分と87分には途中出場の藤尾翔太が立て続けにネットを揺らし、南米予選を1位通過したパラグアイに5ー0で完勝した。
 
 この結果に愕然としたのがパラグアイのメディアだ。スポーツメディア『Versus』は、「パラグアイが五輪で黒星スタート、日本が歴史的勝利を収めた」と報道。さらに「最悪のスタートだ。0ー5という屈辱的な敗北を喫し、完全に意気消沈するほどの打撃を受けた。上位進出の目標を目指すため、大幅な改善を余儀なくされた」と驚きを持って伝えた。

 同メディアは前半のうちに退場者を出した点にも触れ、「日本はミトとフジオがそれぞれ2ゴールを決め、ヤマモトもミドルシュートを決めた。パラグアイはヴィエラがレッドカードを受けてしまい、25分からひとり少ない戦いを強いられた」と悔やんだ。

構成●THE DIGEST編集部

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