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なでしこJ、米国と“激闘”も0ー1敗戦…延長前半ATに被弾しメダルならず「ピンクの三つ編みツインテ、ロッドマン娘にやられた!」「ここからもっと強くなってほしい」ファン反応【パリ五輪】

THE DIGEST編集部

2024.08.04

NBAのシカゴ・ブルズなどでプレーしたデニス・ロッドマンを父に持つトリニティ・ロッドマンが決勝ゴールを決めた。(C)Getty Images

NBAのシカゴ・ブルズなどでプレーしたデニス・ロッドマンを父に持つトリニティ・ロッドマンが決勝ゴールを決めた。(C)Getty Images

 現地8月3日にパリ五輪女子サッカーの準々決勝が行なわれ、なでしこジャパンが米国代表と対戦。延長前半アディショナルタイムに被弾して0ー1で敗れてしまった。東京五輪に続いてベスト8での敗戦となった。

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 日本のスタメンは、GK山下杏也加、DF守屋都弥、南萌華、熊谷紗希、古賀塔子、北川ひかる、MF藤野あおば、長谷川唯、長野風花、清家貴子、FW田中美南。

 ポゼッションを意識する米国に対して、日本は5ー4ー1で守備ブロックを固め、ボールを奪ったら一気に前進するカウンターで対抗。25分には清家が左サイドを突破してペナルティーエリアのすぐ外でファウルを獲得すると、長谷川の蹴ったFKは相手にクリアされた。

 35分には清家のパスをペナルティーエリア内で受けた田中が反転してシュートを放つも、GKがキャッチ。36分には守屋がシュートを放ったが、ゴールの上に外れてしまった。

 日本は米国のパスワークを前にしても冷静に対応。守備の時間は多いものの決定的なピンチは作らせず、前半を0ー0で終えている。

 日本はハーフタイムに清家に代えて浜野まいかを投入した。51分には右サイドを連携で崩して最後は守屋がクロス。相手DFにクリアされたが、惜しいシーンを作った。

 61分にはシンプルに裏を狙ってきた米国の攻撃を、古賀が足を伸ばしてカット。ピンチの芽を摘んでいる。63分には米国CFマロリー・スワンソンにシュートを打たれたが、枠を逸れた。

 71分には右サイドの藤野の抜け出しから長谷川がクロスを入れたが、ゴール前の味方には届かなかった。80分にも右サイドを突破して好機を作るも、最後の長谷川のシュートは枠の上に外れてしまった。
 
 90+3分に、米国の右FWトリニティ・ロッドマンがエリア内に侵入するも、古賀が身体を投げして防ぐと、一転日本がカウンターを仕掛け、最後は浜野が遠い位置からシュート。しかし、枠を捉えられなかった。

 0ー0のまま後半が終了して延長戦に突入。延長戦も米国がボールを保持し、日本がカウンターを仕掛ける展開は変わらなかった。94分には途中出場宮澤ひなたがゴールを狙うも枠を捉えられず、95分には米国のスワンソンのシュートを守護神の山下が身体に当てて防いでみせた。

 両チームとも疲労の色を隠せないなか、均衡が破れたのは延長前半のアディショナルタイム105+2分だった。右サイドでロングボールを受けたロッドマンが、切り返しで北川をかわして左足を一閃。GK山下の手を弾いたボールがサイドネットに突き刺さった。

 追いつきたい崖っぷちの日本は、延長後半からFW千葉玲海菜、MF林穂之香を投入し、同じく途中出場のDF高橋はなを前線に上げて攻撃を仕掛ける。それでも、最後までネットを揺らすことはできずに0ー1で敗れてしまった。

 試合を見守ったファンは、「ピンクの三つ編みツインテ、ロッドマン娘にやられた!」「あんなシュートは止められないぞ」「激闘だったな、お疲れさま」「追いつけなかったか」「惜しかったな」「守備は本当に頑張っていた」「お疲れさまだよ、悔しいけど」「ここからもっと強くなってほしい」などと、声を挙げていた。

構成●THE DIGEST編集部

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