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海外サッカー

2030年W杯の決勝の舞台? 収容11万5000人、世界最大サッカースタジアムのイメージ画像初公開! モロッコで着工準備中

THE DIGEST編集部

2024.08.23

2030年W杯は、スペイン、ポルトガル、モロッコ、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイで開催される。(C)Getty Images

2030年W杯は、スペイン、ポルトガル、モロッコ、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイで開催される。(C)Getty Images

 スポーツやエンターテイメント関連施設を専門的に手掛ける米国の建築設計事務所『Populous』は8月21日、モロッコのカサブランカに建築するハッサン2世スタジアムのイメージ画像を初公開した。

【画像】モロッコに建設される“世界最大のスタジアム”をチェック!

 同社によると収容人数は11万5000人で、“世界最大のスタジアム”になるという。巨大で壮観なアルミニウム格子で作られるテント屋根の下にスタジアムが収まるデザインは、モロッコの伝統行事“ムッセム”からインスピレーションを得たと説明した。

 モロッコはスペイン、ポルトガルとともに2030年ワールドカップ(W杯)の開催国(ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイでも1試合ずつ実施)となっており、FIFAの基準を満たした新スタジアムで、決勝が行なわれる可能性もあるという。
 
「建築費用が約5億ユーロ(約810億円)と見られており、現在は着工の準備中。2028年に完成する」と報じたスペイン紙『Marca』は、一方で、「モロッコが2030年W杯の決勝を、スペインのサンティアゴ・ベルナベウから“奪う”ことを夢見ている」とも伝えた。

 それでも、「2030年W杯の決勝はサンティアゴ・ベルナベウで開催される。FIFAがそう希望している」と力説。モロッコの新スタジアムがどれほどのものであっても、レアル・マドリーの本拠地でファイナルが行なわれると強調した。

構成●THE DIGEST編集部

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