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海外サッカー

「欧州最強チームのひとつ」 CL、クラシコで4発大勝のバルサを国内外のメディアが絶賛! マドリードのメディアも「マシン」を短期間で創り上げたフリック監督を評価

THE DIGEST編集部

2024.10.28

レバンドフスキ(左)が2ゴールをゲットするなど、バルサがマドリー相手に4発大勝!(C)Getty Images

レバンドフスキ(左)が2ゴールをゲットするなど、バルサがマドリー相手に4発大勝!(C)Getty Images

 バルセロナは現地時間10月26日に行なわれたラ・リーガ第11節で、首位攻防戦となった2位レアル・マドリーとの伝統の一戦「エル・クラシコ」を4-0のビッグスコアで勝利し、宿敵の連続無敗記録を42で阻止して、自らが持つリーガ最多記録(43試合)を死守している。

 後半に入り、ロベルト・レバンドフスキのスルーパスに抜け出しての先制弾とヘディングでの追加点、ラミン・ヤマルの鋭いシュートによるクラシコ初ゴール、そしてラフィーニャのループ弾と、次々に敵地サンチャゴ・ベルナベウで得点を重ねたバルサ。これで公式戦での大量得点(3ゴール以上)は6試合連続となった。

 今季の彼らの強さを印象づけることとなったクラシコでの戦いぶりについては、世界中のメディアが注目しているが、ブラジルの総合サイト『Globo』は「マドリーを倒すための大胆さと組織力」と題した記事でバルサのプレーを検証し、バルサに大勝をもたらした幾つかのポイントを挙げている。
 
 同メディアは、試合前の最大の関心事に「マドリーが誇るヴィニシウス・ジュニオールやキリアン・エムバペのスピードにハンジ・フリック監督率いるチームはどう対処するか」を挙げており、結果としてバルサが守備陣を下げるのではなく、相手にスペースを与えないためにラインを通常よりも上げさせ、しばしばマドリーの攻撃陣をオフサイドの罠に嵌めたことを伝え、「素晴らしい組織力」「完璧な守備」と称賛した。

 また、後半の序盤に2点リードした後、フリック監督が守りに入るのではなく、マドリーが中盤のオーレリアン・チュアメニを下げてルカ・モドリッチを投入して反撃を図ったのに対抗し、フレンキー・デ・ヨング、ダニ・オルモという才能あるふたりのMFをピッチに送り込んで攻撃的な姿勢を維持し、攻め合いの中でさらに2ゴールを奪って宿敵を打ち負かしたことを高く評価している。
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