日本代表は11月15日、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第5節インドネシア戦を敵地ジャカルタで迎える。
先月は、グループCの最大のライバルと目されているサウジアラビアに敵地で2-0の完勝、オーストラリアには先制を許したものの内容的には圧倒しての勝点1奪取と、今ラウンドのヤマ場のひとつを乗り越え、通算成績を4勝1分け・20得点1失点に伸ばして2位(オーストラリア)に勝点5差をつけ、本大会進出に一歩前進している。
日本とすれば、油断や取りこぼしに注意することが最も重要になるだろう。格上相手に番狂わせを狙ってくる相手に対して、ここまで披露してきた戦いぶりを継続できるか。戦術の熟成や戦力の強化を進める森保一監督の手腕にはより注目が集まる。
インドネシアについて、JFA(日本サッカー協会)の公式サイトは「初戦のサウジ戦は1-1、続くホームのオーストラリア戦は0-0と、2022年カタールW杯出場の強豪国と勝点を分け合い、その底力を示した。この急成長の背景には、主にかつての宗主国であるオランダで生まれ育ち、インドネシアにルーツを持つ選手たちが続々と同国籍を取得したことがある」と紹介し。FWラグナル・オラトマングン、MFアイバル・ジェンナー、ネイサン・ジョアオン、GKマールテン・パースをキーマンに挙げている。
一方、AFC(アジア・サッカー連盟)は、日本について「オーストラリア戦で1-1の引き分けに終わり連勝が止まった後で、森保監督は選手たちに、インドネシアがホームで力を発揮する可能性に注意するよう警告している」、インドネシアについては「これまでで最も厳しい試練を迎えるが、ジャカルタでのオーストラリア戦でスコアレスドローに持ち込んだ実績があり、金曜日の対戦に向けては自信を持っている」と、それぞれ伝えた。
各国メディアのプレビューでは、英国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』が、通算対戦成績で日本の11勝2分け6敗というこのカードを「インドネシアはグループ首位の日本に対して苦戦すると予想される。この試合では、『サムライブルー』が間違いなく優勢であり、楽勝すると予想される」と綴り、チーム間に明確な実力差があるとしてアウェーチームの「3-0」での勝利を予想している。
他のメディアも日本が勝点3を積み重ねるという予想では一致しており、インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』も「インドネシアは全てのコンペティションを通して直近の4試合で勝利がなく、7試合までさかのぼっても1勝しかしていない。国内での試合でも過去4試合でわずか1勝であり、今回も苦戦するだろう。逆に日本は直近の8試合で7つの白星を挙げており、昨年6月から敗北は2試合のみ。このカードでも日本は優勢に立っており、今回も勝利するはずだ」との展望を示し、こちらは予想スコアを「2-0」とした。
また同じくインドのスポーツ専門サイト『KHEL NOW』は、「日本は驚くべき安定感を示し、2次予選では6戦全勝で24得点・失点0を記録して完璧な評判を築き上げた。そして最終予選でも、サウジやオーストラリアなどのライバルと並んで優勢を維持している。彼らの素晴らしい成績は揺るぎなく、グループで唯一無敗のチームであるが、リードを確固たるものにするために、今の勢いを維持してさらに勝利を収め、首位の座をさらに固めたいと考えている」と森保監督率いるチームを評している。
そして試合については、「日本の不屈の戦いぶりを見ると、ここまで苦戦を強いられているインドネシアには、楽に勝利を収めることが予想される。ホームチームも粘り強く挑んでくるだろうが、最終的にはサムライブルーが笑うことになるだろう」として、こちらは「2-0」での日本の勝利を予想した。
なお同メディアは、日本の注目の選手に三笘薫を挙げ、その能力とここまでの実績を改めて紹介するとともに、「日本が覇権を強めようとする中で、三笘は左サイドから、持ち味であるオーバーラップで決定的なチャンスを生み出し、無敗記録を伸ばすべく全力を尽くすだろう」と期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「明らかに遅れたサッカーをしていた」中国メディア、衝撃大敗の原因を痛烈に指摘!「日本が成長を続けている間に我々は…」
先月は、グループCの最大のライバルと目されているサウジアラビアに敵地で2-0の完勝、オーストラリアには先制を許したものの内容的には圧倒しての勝点1奪取と、今ラウンドのヤマ場のひとつを乗り越え、通算成績を4勝1分け・20得点1失点に伸ばして2位(オーストラリア)に勝点5差をつけ、本大会進出に一歩前進している。
日本とすれば、油断や取りこぼしに注意することが最も重要になるだろう。格上相手に番狂わせを狙ってくる相手に対して、ここまで披露してきた戦いぶりを継続できるか。戦術の熟成や戦力の強化を進める森保一監督の手腕にはより注目が集まる。
インドネシアについて、JFA(日本サッカー協会)の公式サイトは「初戦のサウジ戦は1-1、続くホームのオーストラリア戦は0-0と、2022年カタールW杯出場の強豪国と勝点を分け合い、その底力を示した。この急成長の背景には、主にかつての宗主国であるオランダで生まれ育ち、インドネシアにルーツを持つ選手たちが続々と同国籍を取得したことがある」と紹介し。FWラグナル・オラトマングン、MFアイバル・ジェンナー、ネイサン・ジョアオン、GKマールテン・パースをキーマンに挙げている。
一方、AFC(アジア・サッカー連盟)は、日本について「オーストラリア戦で1-1の引き分けに終わり連勝が止まった後で、森保監督は選手たちに、インドネシアがホームで力を発揮する可能性に注意するよう警告している」、インドネシアについては「これまでで最も厳しい試練を迎えるが、ジャカルタでのオーストラリア戦でスコアレスドローに持ち込んだ実績があり、金曜日の対戦に向けては自信を持っている」と、それぞれ伝えた。
各国メディアのプレビューでは、英国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』が、通算対戦成績で日本の11勝2分け6敗というこのカードを「インドネシアはグループ首位の日本に対して苦戦すると予想される。この試合では、『サムライブルー』が間違いなく優勢であり、楽勝すると予想される」と綴り、チーム間に明確な実力差があるとしてアウェーチームの「3-0」での勝利を予想している。
他のメディアも日本が勝点3を積み重ねるという予想では一致しており、インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』も「インドネシアは全てのコンペティションを通して直近の4試合で勝利がなく、7試合までさかのぼっても1勝しかしていない。国内での試合でも過去4試合でわずか1勝であり、今回も苦戦するだろう。逆に日本は直近の8試合で7つの白星を挙げており、昨年6月から敗北は2試合のみ。このカードでも日本は優勢に立っており、今回も勝利するはずだ」との展望を示し、こちらは予想スコアを「2-0」とした。
また同じくインドのスポーツ専門サイト『KHEL NOW』は、「日本は驚くべき安定感を示し、2次予選では6戦全勝で24得点・失点0を記録して完璧な評判を築き上げた。そして最終予選でも、サウジやオーストラリアなどのライバルと並んで優勢を維持している。彼らの素晴らしい成績は揺るぎなく、グループで唯一無敗のチームであるが、リードを確固たるものにするために、今の勢いを維持してさらに勝利を収め、首位の座をさらに固めたいと考えている」と森保監督率いるチームを評している。
そして試合については、「日本の不屈の戦いぶりを見ると、ここまで苦戦を強いられているインドネシアには、楽に勝利を収めることが予想される。ホームチームも粘り強く挑んでくるだろうが、最終的にはサムライブルーが笑うことになるだろう」として、こちらは「2-0」での日本の勝利を予想した。
なお同メディアは、日本の注目の選手に三笘薫を挙げ、その能力とここまでの実績を改めて紹介するとともに、「日本が覇権を強めようとする中で、三笘は左サイドから、持ち味であるオーバーラップで決定的なチャンスを生み出し、無敗記録を伸ばすべく全力を尽くすだろう」と期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
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