現地時間1月14日、ブンデスリーガ第17節の4試合が行なわれ、そのうちの3試合で日本人選手が得点を記録した。
【動画】久保が古巣ビジャレアル戦でゴラッソ!
来季の欧州カップ出場権獲得を狙うフライブルクは敵地でのフランクフルト戦を1-4で落としたが、37分に先制ゴールを奪ったのが堂安律だ。マーリン・ロールのグラウンダーのクロスをダイレクトで合わせた背番号42は、これで今季6得点目。3日前の前節ホルシュタイン・キール戦(3-2)での決勝アシストに続いて結果を残している。
フライブルクのクラブ公式サイトは、「前半の終盤、フライブルクは果敢に攻め、自陣を抜け出した。堂安が右サイドから攻撃を組み立て、エレン・ディンクチからボールを受けた右サイドのロールが一瞬のスプリントで相手を置き去りにすると、彼の素晴らしいプレーからの折り返しが堂安に届き、彼はそれを押し込むだけだった。何もないところから生まれたゴール、完璧な効率性と言える」と、得点場面を伝えた。
リーガの公式サイトも「堂安は足を伸ばして押し込むだけだった」と綴るも、「堂安律が素晴らしい形で攻撃を組み立てた」と、その貢献ぶりを強調。現地メディアでも、日刊紙『BILD』が「堂安は右のペナルティーエリア角での見事なボールキープから、自らのゴールを演出した」、スポーツ紙『kicker』は「堂安は冷静沈着だった」と日本代表アタッカーの働きをポジティブに評し、スポーツ専門サイト『SPORTSCHAU』は「堂安がアウェーチームを少し意外な形でリードに導いた」と守勢からの先制点を表現している。
一方、敵地でヴォルフスブルクに1-5の大敗を喫したボルシアMGでは、89分、5点ビハインドで敗戦確実だったとはいえ、福田師王がアラサヌ・プレアのスルーパスで抜け出して一矢を報いている。20歳のFWにとっては、今季出場2試合目(リーガ通算7戦目)での嬉しいブンデスリーガ初ゴールとなった。
70分から出場して記念の瞬間を迎えた福田に対して、クラブはSNSに「シオウ、我々は君のゴールを信じられないほど心から喜んでいる。(大量失点を喫した)今日がその日だったのは残念だ。しかし、君が成し遂げたことを110%、心から祝福している」と投稿。公式サイトでは、「プレアからの完璧なパスを受け、日本人選手は冷静さを保ってGKカミル・グラバラの股を抜いてゴールを決めた」とレポートしている。
『BILD』紙は、「何という大敗だ!」と酷評した一戦において「唯一の明るいニュースは福田だった」と報じ、2023年1月にドイツに渡って以降、下部リーグで得点を重ねてきたことを紹介した上で、「さらに自信を深めたことだろう」「間違いなくスタメンへのアピールを強めた」と綴った。
ここまでのふたりはゴールが報われなかったケースだが、最後にホルシュタイン・キールの町野修斗はドルトムント相手の金星に先制ゴールという形で貢献。27分に敵陣でのボール奪取から始まったカウンターで、アレクサンデル・ベルンハルドソンの横パスを受けてゴール上段にダイレクトシュートを叩き込んだ。
今季は不調とはいえ、昨季チャンピオンズリーグのファイナリストであるドルトムント相手の4発快勝(スコアは4-2)は、降格圏からの脱却を狙う17位キールにとっては大きな勝利であり、その意味でも、背番号18の今季7得点目(全公式戦で8得点目)は極めて価値の高いものとなった。
自身のSNSで「素晴らしい夜」と投稿して満足感を示した25歳に対し、クラブは「ダイレクトシュートで左隅に素晴らしいゴールを決めた」と公式サイトでレポート。ブンデスリーガ公式サイトも「完璧なシュート」と称賛している。
『BILD』紙は「16メートルの距離から冷静にシュートをゴール左上隅に決めた」、『kicker』紙も「ボールを完璧に捉え、GKグレゴール・コベルを打ち破った」と報道。一方、『SPORTSCHAU』は「2点目にも町野は関与し、中盤でこぼれ球を右のラッセ・ローゼンブームに渡し、彼の正確なクロスをフィル・ハレスが決めた」「(3点目でも)町野は自陣でボールを奪った」と、他のゴールでも貢献したことを紹介して称えている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】フライブルクの堂安が5試合ぶりにゴール!
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来季の欧州カップ出場権獲得を狙うフライブルクは敵地でのフランクフルト戦を1-4で落としたが、37分に先制ゴールを奪ったのが堂安律だ。マーリン・ロールのグラウンダーのクロスをダイレクトで合わせた背番号42は、これで今季6得点目。3日前の前節ホルシュタイン・キール戦(3-2)での決勝アシストに続いて結果を残している。
フライブルクのクラブ公式サイトは、「前半の終盤、フライブルクは果敢に攻め、自陣を抜け出した。堂安が右サイドから攻撃を組み立て、エレン・ディンクチからボールを受けた右サイドのロールが一瞬のスプリントで相手を置き去りにすると、彼の素晴らしいプレーからの折り返しが堂安に届き、彼はそれを押し込むだけだった。何もないところから生まれたゴール、完璧な効率性と言える」と、得点場面を伝えた。
リーガの公式サイトも「堂安は足を伸ばして押し込むだけだった」と綴るも、「堂安律が素晴らしい形で攻撃を組み立てた」と、その貢献ぶりを強調。現地メディアでも、日刊紙『BILD』が「堂安は右のペナルティーエリア角での見事なボールキープから、自らのゴールを演出した」、スポーツ紙『kicker』は「堂安は冷静沈着だった」と日本代表アタッカーの働きをポジティブに評し、スポーツ専門サイト『SPORTSCHAU』は「堂安がアウェーチームを少し意外な形でリードに導いた」と守勢からの先制点を表現している。
一方、敵地でヴォルフスブルクに1-5の大敗を喫したボルシアMGでは、89分、5点ビハインドで敗戦確実だったとはいえ、福田師王がアラサヌ・プレアのスルーパスで抜け出して一矢を報いている。20歳のFWにとっては、今季出場2試合目(リーガ通算7戦目)での嬉しいブンデスリーガ初ゴールとなった。
70分から出場して記念の瞬間を迎えた福田に対して、クラブはSNSに「シオウ、我々は君のゴールを信じられないほど心から喜んでいる。(大量失点を喫した)今日がその日だったのは残念だ。しかし、君が成し遂げたことを110%、心から祝福している」と投稿。公式サイトでは、「プレアからの完璧なパスを受け、日本人選手は冷静さを保ってGKカミル・グラバラの股を抜いてゴールを決めた」とレポートしている。
『BILD』紙は、「何という大敗だ!」と酷評した一戦において「唯一の明るいニュースは福田だった」と報じ、2023年1月にドイツに渡って以降、下部リーグで得点を重ねてきたことを紹介した上で、「さらに自信を深めたことだろう」「間違いなくスタメンへのアピールを強めた」と綴った。
ここまでのふたりはゴールが報われなかったケースだが、最後にホルシュタイン・キールの町野修斗はドルトムント相手の金星に先制ゴールという形で貢献。27分に敵陣でのボール奪取から始まったカウンターで、アレクサンデル・ベルンハルドソンの横パスを受けてゴール上段にダイレクトシュートを叩き込んだ。
今季は不調とはいえ、昨季チャンピオンズリーグのファイナリストであるドルトムント相手の4発快勝(スコアは4-2)は、降格圏からの脱却を狙う17位キールにとっては大きな勝利であり、その意味でも、背番号18の今季7得点目(全公式戦で8得点目)は極めて価値の高いものとなった。
自身のSNSで「素晴らしい夜」と投稿して満足感を示した25歳に対し、クラブは「ダイレクトシュートで左隅に素晴らしいゴールを決めた」と公式サイトでレポート。ブンデスリーガ公式サイトも「完璧なシュート」と称賛している。
『BILD』紙は「16メートルの距離から冷静にシュートをゴール左上隅に決めた」、『kicker』紙も「ボールを完璧に捉え、GKグレゴール・コベルを打ち破った」と報道。一方、『SPORTSCHAU』は「2点目にも町野は関与し、中盤でこぼれ球を右のラッセ・ローゼンブームに渡し、彼の正確なクロスをフィル・ハレスが決めた」「(3点目でも)町野は自陣でボールを奪った」と、他のゴールでも貢献したことを紹介して称えている。
構成●THE DIGEST編集部
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