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久保建英は最多スコアラーで奮闘も…ソシエダ、得点力の低さが5大リーグでワースト10入り! スペイン紙は「欧州カップ出場権の維持は難しくなる」と警告

THE DIGEST編集部

2025.01.27

今季リーグ4得点をマークしている久保。チームの得点力低下が取り沙汰されている。(C) Getty Images

 レアル・ソシエダは現在、ラ・リーガで20試合を消化した時点で8勝4分け8敗の7位。目標のひとつである来季の欧州カップ戦出場権はまだ十分に獲得可能な位置につけているものの、ここ数シーズンに比べて多くの問題を抱えている。

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 なかでも、得点不足は深刻と言えるかもしれない。ここまで17得点。1試合の平均得点は0.85点と1点にも満たない。複数得点を記録したのは、8節バレンシア戦(3-0)、12節セビージャ戦(2-0)、15節ベティス戦(2-0)、16節レガネス戦(3-0)のわずか4試合である。

 スペイン・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』はこれに注目し、「ソシエダは得点力の問題を依然として抱えている。チームのパフォーマンスや結果以上に、純粋な得点データがそれを浮き彫りにしています。『チュリ・ウルディン』はラ・リーガで3番目に得点が少ないチームであり、選手層に大きな制約があるバジャドリーとヘタフェだけが下に位置している」と伝えた。

 さらに同メディアは、「イマノル・アルグアシル監督率いるラ・レアルが今季ここまでに残している記録では、欧州カップ出場権を維持するのが難しくなる」と厳しく指摘し、「欧州全体に目を向けると、彼らの国内リーグにおける得点率の低さはワースト10に入っている」と紹介している。

 欧州5大リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグアン)の全96チームの中で、ここまでの1試合の平均得点が最も低いチームを順に挙げると以下のようになる。

1位:サウサンプトン(プレミア) 0.68点
2位:バジャドリー(リーガ) 0.7 点
2位:ヘタフェ(リーガ)
4位:レッチェ(セリエA) 0.71点
5位:ザンクトパウリ(ブンデス) 0.78点
5位:ル・アーブル(リーグアン)
7位:ウニオン・ベルリン(ブンデス) 0.83点
8位:レアル・ソシエダ(リーガ) 0.85点
9位:エバートン(プレミア) 0.86点
9位:ジェノア(セリエA)
 
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