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ミランが“冬の大刷新”! 契約合意のヒメネスに加えてJ・フェリックス獲りも。一方、モラタはガラタサライ、主将カラブリアはボローニャに移籍、トモリはトッテナム行きか

THE DIGEST編集部

2025.02.01

ミランへの移籍が秒読みとなったフェイエノールトのヒメネス。(C)Getty Images

ミランへの移籍が秒読みとなったフェイエノールトのヒメネス。(C)Getty Images

 イタリア・セリエAのミランが今冬に陣容を大刷新する。

 移籍市場専門記者ファブリツィオ・ロマーノによると、かねてから交渉を続けていたフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの獲得が成立したという。3200万ユーロ(約51億円)+ボーナス、総額3500万ユーロ(約56億円)以上のパッケージで、オランダの名門クラブと合意。ヒメネスは2月1日にミラノでメディカルチェックを受ける予定だ。

 また、伊紙『Gazzetta dello Sport』は、「ヒメネスは2日に行なわれるインテルとのミラノダービーに出場する可能性があり、遅くとも6日のコッパ・イタリア、ローマ戦でデビューするだろう」と報じ、続けてチェルシーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの可能性も伝えている。

「ミランはJ・フェリックスのレンタルでの獲得も検討している。J・フェリックスの代理人は、セルジオ・コンセイソン監督と同じジョルジュ・メンデス。2月1日にミラノに交渉が行なわれる予定となっている。J・フェリックスはポルトガル代表でラファエウ・レオンとコンビを組んでおり、この2人はサン・シーロ(ミランの本拠地)で新たな輝きを放つだろう」と、さらなるFWの加入を示唆した。

【動画】ミランに移籍するヒメネスに、『ESPN NL』が惜別の“ゴール集”!
 
 一方、ミランは放出のオペレーションも進めているようだ。

 ロマーノ記者は、「ヒメネスの加入により、アルバロ・モラタのガラタサライへの道が開かれた。モラタはミラノを離れてトルコに向かう。ガラタサライへの移籍決まった。今シーズン終了までのレンタルで、1年延長のオプションと買取条項が含まれる」と報道。伊放送局『Sky Italia』の記者で、移籍専門記者の第一人者ジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、買取条項は1000万ユーロ(約16億円)になるという。

 また、ミランは今冬にマンチェスター・シティからカイル・ウォーカーを獲得しており、同じ右SBのダビデ・カラブリアが退団するようだ。ディ・マルツィオ記者は、「2025年6月に契約が満了するカラブリアは、その前にロッソネーロ(ミランの愛称)を去る」とし、ミラン主将のボローニャ移籍を報じた。移籍金100~200万ユーロ(1.6~3.2億円)の完全移籍になると見られている。

 さらにCBフィカヨ・トモリはトッテナムに移籍する可能性があるという。『Sky Italia』は、「ミランとトッテナムは2500万ユーロ+ボーナスで合意済みだ。しかしトモリ本人がミラン残留を望んでいる」と状況を説明。「もしトモリを放出した場合、ミランはエンポリのジョージア代表CBサバ・ゴグリチーゼを狙う」と伝えた。

構成●THE DIGEST編集部

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