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海外サッカー

「理由のないパスが多すぎ」「選手は理解していない」早くも初黒星のバルサ新指揮官が敗戦の弁! メッシは自身ワーストタイの…

サッカーダイジェストWeb編集部

2020.01.26

就任3試合目で初黒星を喫したキケ・セティエン監督。ポゼッションでは圧倒したが……。(C)Getty Images

就任3試合目で初黒星を喫したキケ・セティエン監督。ポゼッションでは圧倒したが……。(C)Getty Images

 バルセロナは1月25日、ラ・リーガ第21節でバレンシアに敵地で0-2と敗れた。キケ・セティエン新監督が就任してから公式戦3試合目にして初黒星だ。

 序盤のPKセーブなど守護神マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの好守で前半を何とかスコアレスで終えたが、後半立ち上がりにジョルディ・アルバのオウンゴールで失点。さらにマキシ・ゴメスに追加点を許して11月2日のレバンテ戦(12節)以来となる黒星を喫した。

 データサイト『Opta』によると、ポゼッションは73.52%をマークしものの、エースのリオネル・メッシは11本のシュートを放ちながら無得点。これはリーガにおける自身ワーストタイの記録だ。

 リーグ4敗目を喫したバルサは、26日にバジャドリー戦を控えるレアル・マドリーに首位の座を奪われる可能性がある。『ESPN』によると、キケ・セティエンは「とくに前半はまったく良くなかった」とコメントした。

「ゴールへの道を見つけることができなかった。適切に理解していなかったことがあり、バレンシアにミスを突かれた。選手たちはまだ我々(コーチングスタッフ)が望むことを解釈できていない。あるいは、こちらがうまく説明できていない。今日の試合で目にしたことはだれも好まない」
 
 さらに、「理由のないパスが多すぎた。それは我々が望むことではない」と続けている。

「前半は良くなかった。もっとも良かったのがスコアレスで終えられたことというくらいだ。後半は少し良くなったが、十分ではなかった」

 61歳の新指揮官は「姿勢の問題ではない」と、選手たちがファイトしたと強調したうえで、「ポジションが良くなかった。一定のことを理解できていない。苦しんでいる。試合を分析して解決策を探す」と課題を挙げた。

 30日のコパ・デル・レイでレガネスと対戦後、2月2日のリーガ次節でレバンテを迎えるバルサ。本拠地カンプ・ノウでの2連戦で、キケ・セティエンはチームを立て直せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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