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日本代表

「好調な日本代表選手が攻撃を牽引」三笘薫、リーグ2戦連続の超絶ゴラッソに現地メディアの賛辞が続く 直近7試合5得点、クラブも「とてもクール」

THE DIGEST編集部

2025.02.24

三笘が前節のチェルシー戦に続くスーパーゴールを決めた。(C) Getty Images

三笘が前節のチェルシー戦に続くスーパーゴールを決めた。(C) Getty Images

 現地時間2月22日に行なわれたプレミアリーグ第26節で、ブライトンはサウサンプトンに4-0の大勝を収め、公式戦3連勝を飾っている。

【動画】カウンターから抜け出した三笘薫が鮮やかなループ弾!
 ダントツの最下位に沈む「セインツ」のホームに乗り込んだ「シーガルズ」は23分にジョアン・ペドロが抜け出してからの浮き球シュートで先制。主導権を握ったまま迎えた後半に得点力が発揮され、56分に速攻からジョルジニオ・リュテールが押し込んで追加点を挙げると、15分後には三笘薫がセンターサークル付近からの高速ドリブルでゴールに迫り、J・ペドロ同様に飛び出したGKの頭上を抜くテクニカルなシュートで3点目、そして82分にCKが流れたところをジャック・ヒンシェルウッドが決めてダメを押した。
 
 前節チェルシー戦でのスーパーゴールで多くの注目と称賛を浴びた三笘は、このアウェーマッチでもゴールネットを揺らして公式戦3試合連続得点を記録。79分に交代でベンチに退いた背番号22は、ボールタッチ36回、シュート2回(枠内1回)、逸機1回、パス28回(成功22回)、ドリブル1回(成功)、クロス1回(成功)、シュートブロック1回、クリア1回、ボール奪取3回、地上デュエル2回(勝利)、空中デュエル3回(勝利2回)というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。

 クラブはSNSで「カオルによる3点目。とてもクールだ」「何という選手だ!」と三笘に対して賛辞を贈り、公式サイトでは「ジョアンの柔らかいパスに抜け出した三笘は、相手守備陣を振り切り、GKアーロン・ラムズデイルの頭上を抜くループシュートでゴールを決め、直近7試合で5点目を挙げた」と、得点場面を伝えた。

 現地メディアの報道では、英国公共放送「BBC」が「三笘が緩んだ守備を見逃さず、容赦なく得点を決めた。この日本代表選手は現在好調を維持しており、厳しい(昨年)12月を乗り越えたブライトンの攻撃を牽引している」と記述。一方、日刊紙『The Guardian』は以下のように報じ、三笘のゴールが相手にとってトドメとなったことを示している。

「J・ペドロの見事なタッチから抜け出した日本人FWは、ラムズデイルをかわすチップシュートを決め、ブライトンのこの試合3点目、そして彼自身にとっては直近7試合で5点目となるゴールを記録。そしてこの得点を機に、ホームスタンドの観客たちは次々と席を立ち始めた」

『Daily Mail』紙は、10点満点の採点でリュテール(8)に次ぐチーム2番目タイの「7.5」を付与。ブライトンの地元総合サイト『Sussex World』はさらに高い「8」(こちらもチーム2番目タイ)として、寸評ではその高い貢献ぶりを振り返っている。

「守備での良い働きに加え、試合を通して攻撃面でも相手にとっての脅威となっていた。(ヒンシェルウッドのクロスを受けて)ファーポストで3試合連続ゴールとなる得点機を得た(シュートは枠外)。しかし、その後に迎えた2度目のチャンスでは、相手守護神の頭上を抜くシュートを決めて3-0とし、これを確実にモノにした」

構成●THE DIGEST編集部
【動画】FA杯5回戦、三笘薫がチェルシーを相手に鮮やかな決勝ゴール!

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