現地時間2月8日に行なわれたFAカップ4回戦、ブライトンはチェルシーを2-1で撃破。7日前に衝撃的な大敗(プレミアリーグ第24節でノッティンガムに0-7)を喫したチームが、公式戦では5試合ぶりとなる同カードでの勝利を飾っている。
【動画】三笘薫がチェルシーを相手に鮮やかな決勝ゴール!
本拠地アメックス・スタジアムでの一戦は開始5分、GKバルト・フェルブルッヘンがクロスを自陣ゴールに押し込んでしまうミスでチェルシーに先制点を献上してしまったが、12分にジョルジニオ・リュテールの完璧なヘッド弾で追いつき、迎えた57分に混戦からリュテールの難しいラストパスを無理な体勢でトラップして抜け出した三笘薫が、飛び出してきた相手GKを浮き球で抜いてゴールネットを揺らした。
公式戦では3試合ぶりの得点(今季通算6点目)を記録した背番号22は、ファン投票で70%近い得票率を記録してクラブ主催の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定され、クラブもSNSで「カオルのボールコントロールとフィニッシュが忘れられない」「三苫のマジック」「信じられない!」と賛辞を贈り、公式サイトでは「『アルビオン』は三苫の見事な技により勝ち越し。リュテールの高い浮き球のパスを胸でコントロールした後、三苫はさりげないロブでファーポストにボールを流し込んだ」と伝えている。
現地メディアの評価も高く、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「見事で巧みなフィニッシュ」と彼のゴールを評し、英国公共放送「BBC」はゴールの前にタリク・ランプティのシュートが相手守備陣にブロックされて跳ね返ったボールが彼の腕に当たったことを指摘しながらも、「巧みなボールタッチでGKロベルト・サンチェスの横を抜き、最終的に試合を決めた三笘のクオリティーの高さには疑いの余地がなかった」と綴った。
日刊紙『The Guardian』は、「リュテールの機転を利かせたプレーによって三笘にボールが渡ると、日本人選手は巧みに胸でコントロールし、絶望的に手を伸ばすサンチェスの上を抜いてネットを揺らした」「移籍市場でサウジアラビアのアル・ナスルから6100万ポンド(約115億円)のオファーを受けていた三笘がブライトンを勝ち越しに導いた瞬間、スタジアムは大歓声に包まれた」と報じている。
『THE Sun』紙も彼の去就に触れ、「ブライトンがアル・ナスルからの巨額オファーを2度拒否して以来、三笘は初のホームゲームで、ここ数試合の彼とはまるで別人のようなプレーを披露した。移籍の噂が彼を悩ませていたのかもしれない。ノッティンガム戦では、前半で交代を命じられるほどの散々なパフォーマンスだった」と綴った。
再び彼がプレーに集中できる状況に戻れたという同メディアだが、その一方で「それでも、彼が近いうちに移籍するのではないかという予感は拭えない。というのも彼自身、「高いレベルでプレーしたい」という願望を公言しているからだ。(彼を留まらせるためには)ブライトンは再び欧州の舞台に戻るか、今季トロフィーを手にする必要があるだろう」とも指摘している。
【動画】三笘薫がチェルシーを相手に鮮やかな決勝ゴール!
本拠地アメックス・スタジアムでの一戦は開始5分、GKバルト・フェルブルッヘンがクロスを自陣ゴールに押し込んでしまうミスでチェルシーに先制点を献上してしまったが、12分にジョルジニオ・リュテールの完璧なヘッド弾で追いつき、迎えた57分に混戦からリュテールの難しいラストパスを無理な体勢でトラップして抜け出した三笘薫が、飛び出してきた相手GKを浮き球で抜いてゴールネットを揺らした。
公式戦では3試合ぶりの得点(今季通算6点目)を記録した背番号22は、ファン投票で70%近い得票率を記録してクラブ主催の「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定され、クラブもSNSで「カオルのボールコントロールとフィニッシュが忘れられない」「三苫のマジック」「信じられない!」と賛辞を贈り、公式サイトでは「『アルビオン』は三苫の見事な技により勝ち越し。リュテールの高い浮き球のパスを胸でコントロールした後、三苫はさりげないロブでファーポストにボールを流し込んだ」と伝えている。
現地メディアの評価も高く、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「見事で巧みなフィニッシュ」と彼のゴールを評し、英国公共放送「BBC」はゴールの前にタリク・ランプティのシュートが相手守備陣にブロックされて跳ね返ったボールが彼の腕に当たったことを指摘しながらも、「巧みなボールタッチでGKロベルト・サンチェスの横を抜き、最終的に試合を決めた三笘のクオリティーの高さには疑いの余地がなかった」と綴った。
日刊紙『The Guardian』は、「リュテールの機転を利かせたプレーによって三笘にボールが渡ると、日本人選手は巧みに胸でコントロールし、絶望的に手を伸ばすサンチェスの上を抜いてネットを揺らした」「移籍市場でサウジアラビアのアル・ナスルから6100万ポンド(約115億円)のオファーを受けていた三笘がブライトンを勝ち越しに導いた瞬間、スタジアムは大歓声に包まれた」と報じている。
『THE Sun』紙も彼の去就に触れ、「ブライトンがアル・ナスルからの巨額オファーを2度拒否して以来、三笘は初のホームゲームで、ここ数試合の彼とはまるで別人のようなプレーを披露した。移籍の噂が彼を悩ませていたのかもしれない。ノッティンガム戦では、前半で交代を命じられるほどの散々なパフォーマンスだった」と綴った。
再び彼がプレーに集中できる状況に戻れたという同メディアだが、その一方で「それでも、彼が近いうちに移籍するのではないかという予感は拭えない。というのも彼自身、「高いレベルでプレーしたい」という願望を公言しているからだ。(彼を留まらせるためには)ブライトンは再び欧州の舞台に戻るか、今季トロフィーを手にする必要があるだろう」とも指摘している。
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