現地時間4月28日に行なわれたセリエA第34節で、パルマはラツィオと2-2で引き分け、連続無敗を7試合(1勝6分け)に伸ばした。
敵地オリンピコでの一戦、開始3分でヤコブ・オンドレイカのゴールで先制したパルマは、後半開始直後にもオンドレイカがパスの跳ね返りを詰めてのシュートでゴールネットを揺らし、欧州カップ出場圏内を狙う上位チームを相手にリードを拡げたが、79分、84分とペドロ・ロドリゲスに連続ゴールを許してドロー決着。またしても強敵から勝点奪取と健闘したとはいえ、順位を落とすことになり(15位→16位)、選手にとっては勝点2を取りこぼしたという悔しさは拭いされない結末となった。
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そんな中で、ゴールを守った鈴木彩艶は今回も安定したパフォーマンスを発揮。幾度か印象的なセービングを披露し、最初の失点の場面では直前にルム・チャウナのダイレクトボレーにしっかり反応してゴールを許さず(このこぼれ球をペドロに詰められた)、2失点目のフリーでのヘッド弾はGKにとってはノーチャンスだったと言えよう。
現地メディアの評価では、地元パルマのスポーツ紙『SPORT PARMA』は10点満点の採点でオンドレイカ(8)に次ぐチーム2番目タイの「7」を鈴木に与え、「前半は“観客”として過ごし、後半は多くのセーブを披露。グスタフ・イサクセンとの1対1で素晴らしいブロックを仕掛けた後、チャウナのシュートに対しても見事なプレーを見せたが、これはペドロによって無駄となり、無失点は304分間で終わった。しかし、マテオ・ゲンドゥジのシュートにも確実に対応。安定感抜群だった」と賛辞を贈っている。
同じパルマのオンライン新聞『PARMA TODAY』も同採点とし、「20分ほどの間に、何もすることがなかった状態から試合の鍵を握る存在へ。イサクセンとチャウナに対しては見事なセーブを見せ、79分と84分のペドロのシュートにのみ屈した。ゲンドゥジのシュートを防ぎ、逆転を許さなかった」と寸評を綴った。
続いて、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のイタリア版は及第点以上の「6.5」を付与し、『EUROSPORT』は「前半は特に難しい対応を求められる場面はなかったが、求められた仕事には全て的確に応じ、しばしば正確なロングボールでパルマの攻撃の起点となった。ペドロの2ゴールに関して責任はない。1点目については、やや不十分なクリアだったかもしれないが、それでも後半はまずまずのセーブを見せた」と評して、「6」としている。
スポーツ専門サイト『ViSPORT』の採点は「6.5」で、「この結果に彼も大きく貢献した」と称賛したが、サッカー専門サイト『calciomercato』は「終盤に重要なセーブを2度見せて、少なくとも勝点1は維持した。しかし、1-2となるゴールのきっかけとなったチャウナのシュートに対しては、もう少し上手く弾くことができたかもしれない」と指摘し、採点は「5.5」止まりだった。
一方、『TUTTO mercato WEB.com』は「6.5」をこの日本代表守護神に与え、「69分まではあまり仕事がなかったが、イサクセンのシュートに対して奇跡的なセーブを披露。終盤には過酷な連続対応を強いられた」と彼のプレーを振り返って、「2つの失点にはどうすることもできなかった」との見解を示している。
構成●THE DIGEST編集部
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敵地オリンピコでの一戦、開始3分でヤコブ・オンドレイカのゴールで先制したパルマは、後半開始直後にもオンドレイカがパスの跳ね返りを詰めてのシュートでゴールネットを揺らし、欧州カップ出場圏内を狙う上位チームを相手にリードを拡げたが、79分、84分とペドロ・ロドリゲスに連続ゴールを許してドロー決着。またしても強敵から勝点奪取と健闘したとはいえ、順位を落とすことになり(15位→16位)、選手にとっては勝点2を取りこぼしたという悔しさは拭いされない結末となった。
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そんな中で、ゴールを守った鈴木彩艶は今回も安定したパフォーマンスを発揮。幾度か印象的なセービングを披露し、最初の失点の場面では直前にルム・チャウナのダイレクトボレーにしっかり反応してゴールを許さず(このこぼれ球をペドロに詰められた)、2失点目のフリーでのヘッド弾はGKにとってはノーチャンスだったと言えよう。
現地メディアの評価では、地元パルマのスポーツ紙『SPORT PARMA』は10点満点の採点でオンドレイカ(8)に次ぐチーム2番目タイの「7」を鈴木に与え、「前半は“観客”として過ごし、後半は多くのセーブを披露。グスタフ・イサクセンとの1対1で素晴らしいブロックを仕掛けた後、チャウナのシュートに対しても見事なプレーを見せたが、これはペドロによって無駄となり、無失点は304分間で終わった。しかし、マテオ・ゲンドゥジのシュートにも確実に対応。安定感抜群だった」と賛辞を贈っている。
同じパルマのオンライン新聞『PARMA TODAY』も同採点とし、「20分ほどの間に、何もすることがなかった状態から試合の鍵を握る存在へ。イサクセンとチャウナに対しては見事なセーブを見せ、79分と84分のペドロのシュートにのみ屈した。ゲンドゥジのシュートを防ぎ、逆転を許さなかった」と寸評を綴った。
続いて、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のイタリア版は及第点以上の「6.5」を付与し、『EUROSPORT』は「前半は特に難しい対応を求められる場面はなかったが、求められた仕事には全て的確に応じ、しばしば正確なロングボールでパルマの攻撃の起点となった。ペドロの2ゴールに関して責任はない。1点目については、やや不十分なクリアだったかもしれないが、それでも後半はまずまずのセーブを見せた」と評して、「6」としている。
スポーツ専門サイト『ViSPORT』の採点は「6.5」で、「この結果に彼も大きく貢献した」と称賛したが、サッカー専門サイト『calciomercato』は「終盤に重要なセーブを2度見せて、少なくとも勝点1は維持した。しかし、1-2となるゴールのきっかけとなったチャウナのシュートに対しては、もう少し上手く弾くことができたかもしれない」と指摘し、採点は「5.5」止まりだった。
一方、『TUTTO mercato WEB.com』は「6.5」をこの日本代表守護神に与え、「69分まではあまり仕事がなかったが、イサクセンのシュートに対して奇跡的なセーブを披露。終盤には過酷な連続対応を強いられた」と彼のプレーを振り返って、「2つの失点にはどうすることもできなかった」との見解を示している。
構成●THE DIGEST編集部
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