７月３日、リバプールに所属するポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが交通事故で急逝した。複数海外メディアによると、スペインのカスティージャ・イ・レオン州北西部の高速道路を走行中、タイヤの不具合でコントロールを失って道路を外れて車が炎上。弟のアンドレ・シウバ（ポルトガル２部ペナフィエル）とともに即死だったという。

　ポルトガル代表のチームメイト、クリスティアーノ・ロナウドは「全く理解できません。ついこの間まで代表チームで一緒にいたのに、つい先日、結婚したばっかりだったのに」とSNSに投稿。「ご家族の皆さま、奥さま、そしてお子さまたちに心からお悔やみ申し上げます。ディオゴとアンドレ、安らかに眠ってください。みんながあなたたちを惜しんでいます」と追悼の意を表した。

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  　ポルトガル・サッカー連盟も「ポルトガル・サッカー連盟とポルトガル・サッカー界全体は、スペインで起きたディオゴ・ジョッタと弟アンドレ・シウバの死に深く悲しんでいます。素晴らしい選手として、ポルトガル代表チームで49試合に出場したジョッタは、同僚や対戦相手から尊敬される模範的な人物でした。ポルトガル・サッカー連盟は、ディオゴとアンドレ・シウバの家族と友人、そして彼らが所属していたリバプールとペナフィエルに、心からの哀悼の意を表します。私たちは２人のチャンピオンを失いました。２人の死去は、ポルトガル・サッカーにとって取り返しのつかない損失であり、私たちは彼らのご遺族を支えるために全力を尽くします」と声明文を発表している。

　ジョッタが所属していたリバプールは、「悲劇的な死に打ちのめされている。想像を絶する喪失感を受け入れようとしているディオゴとアンドレの家族、友人、チームメイト、クラブスタッフのプライバシーが尊重されることを要請している。クラブは今後も全力でサポートしていく」と声明を発表した。

　他にも過去にジョッタが所属したウィルバーハンプトン、ポルト、アトレティコ・マドリーのほか、UEFAや世界中のサッカークラブ、さらに数多くの選手が追悼の意を表明。世界中のサッカーファンもジョッタとアンドレ・シウバの急逝を悼んでいる。ジョッタは婚約者のルーテ・カルドーソさんと６月22日に結婚式を挙げたばかり。2021年に長男、2023年に次男、2024年に長女と３人の子宝に恵まれていた。

構成●THE DIGEST編集部

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