さて、ファビオがレコードホルダーとなるまでに、この記録を保持していたのはイングランドの名GKピーター・シルトンだった。1966年から97年までのキャリアで11のクラブを渡り歩き、同国代表としても3回のW杯出場を果たしたレジェンドは、自身のSNSで自らの記録を破ったブラジル人に、以下のようにメッセージを贈っている。
「ファビオ・デイブソン・ロペス・マシエウ、本当におめでとう! 私が28年以上にわたって誇りに思ってきた『サッカー史上最多の公式戦出場』という記録を君が破った。この記録が、同じGKの仲間によって受け継がれるのは素晴らしいことだ。ファビオ、本当に見事な偉業だ」
ちなみに、シルトンの通算試合出場数はギネス世界記録で1390試合とされていたが、彼自身はそれより3試合少ない1387試合だと主張していたという。英国公共放送「BBC」によれば、現在75歳の名守護神は、クラブで1249試合、代表で歴代最多の125試合に出場しており、合計は1374試合となるが、彼はU-23代表として13試合に出場していることで、これを加えることで「本人が主張する1387試合に達する」と説明する。
こうした記録では、常に「どこまでを含めるか」という疑問が付きまとい、ファビオについてもウニオン・バンデイランテ、アトレチコPR時代については不明瞭なところがあると『Globo』は指摘。それを踏まえた上で、同メディアは独自の集計によって、現在の「最多出場トップ5」を1位ファビオ、2位シルトン、3位クリスチアーノ・ロナウド(1283試合)、4位ロジェリオ・セーニ(1265試合)、5位フランティシェク・プラーニチカ(1187試合)と伝えている。
クラブレベルで素晴らしい実績を残したファビオだが、A代表では招集こそされるも、ジュリオ・セーザルやセーニといった名手たちの存在もあって出場は叶っていないが、にもかかわらずこの数字を残したことは、かえって彼の偉大さを際立たせる結果となっていると言っても良いだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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「ファビオ・デイブソン・ロペス・マシエウ、本当におめでとう! 私が28年以上にわたって誇りに思ってきた『サッカー史上最多の公式戦出場』という記録を君が破った。この記録が、同じGKの仲間によって受け継がれるのは素晴らしいことだ。ファビオ、本当に見事な偉業だ」
ちなみに、シルトンの通算試合出場数はギネス世界記録で1390試合とされていたが、彼自身はそれより3試合少ない1387試合だと主張していたという。英国公共放送「BBC」によれば、現在75歳の名守護神は、クラブで1249試合、代表で歴代最多の125試合に出場しており、合計は1374試合となるが、彼はU-23代表として13試合に出場していることで、これを加えることで「本人が主張する1387試合に達する」と説明する。
こうした記録では、常に「どこまでを含めるか」という疑問が付きまとい、ファビオについてもウニオン・バンデイランテ、アトレチコPR時代については不明瞭なところがあると『Globo』は指摘。それを踏まえた上で、同メディアは独自の集計によって、現在の「最多出場トップ5」を1位ファビオ、2位シルトン、3位クリスチアーノ・ロナウド(1283試合)、4位ロジェリオ・セーニ(1265試合)、5位フランティシェク・プラーニチカ(1187試合)と伝えている。
クラブレベルで素晴らしい実績を残したファビオだが、A代表では招集こそされるも、ジュリオ・セーザルやセーニといった名手たちの存在もあって出場は叶っていないが、にもかかわらずこの数字を残したことは、かえって彼の偉大さを際立たせる結果となっていると言っても良いだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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