また、ロッテルダムの公共放送局『RTV Rijnmond』のポッドキャスト『Feyenoord: De Verlenging』では、コメンテーターのデニス・クラベンバーグ氏が「今は全てが上田の思い通りに進んでいる。自信が物凄く高まっており、絶好調なのが見ていて分かる」、デニス・ファン・エルセル氏は「(先制ゴールの場面で)シュートをゴール左隅に突き刺して冷静に決めた。あのような仕事ぶりの確実さこそ、彼が今、どれだけ気分良くプレーできているかを示している」とそれぞれ評している。
加えて前者は、上田のプレーの確実性を示すうえで、チームメイトのアニス・ハジ=ムサが自身のゴールを優先した姿勢に対して苦言を呈しており、「彼は上田にボールを渡すべきだった。もう少し、チーム全体の利益を考えてプレーしてほしい」と訴えている。
しかし一方で、ジャーナリストのヴァレンティン・ドリーセン氏はまだ、この日本人選手に100%の信頼を置いていない。ポッドキャスト『Kick-off』で、「今のところは彼の足元に来たボールは全部、ゴールに入っている。それくらい絶好調だ。今の彼にとっては、どんな状況でも関係ない。パラグアイ戦でも、ブラジル戦でも、打てば入るという感じだ。ただ、半年後にも同じ結果が得られるかどうか、それを見たい。あるいは次のパナシナイコス戦でもう一度確かめたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。
同氏は23日に行なわれるヨーロッパリーグでの上田のプレーを注視するとしているが、フェイエノールトはその3日後にエールディビジ第10節でPSVとの首位攻防戦を控えており、この大一番での彼の働きに期待する声も多い。オランダ国内外で多くのクラブや代表チームの監督を歴任し、1999年に浦和レッズがJ2降格となった際の指揮官だったア・デモスもそのひとりだ。アイントホーフェンの日刊紙『Eindhovens Dagblad』で以下のように、PSVに対して警戒を呼び掛けている。
「多くのチームがやってしまっているミスだが、試合の終盤になると、フェイエノールトがゴール前に迫った際、ほとんどの選手がステインの方に突進していって、上田のマークを忘れてしまう。これは賢明ではない。注意を怠らず、上田を見失ってはいけない」
構成●THE DIGEST編集部
【動画】上田が前半だけでハットトリックを達成!
加えて前者は、上田のプレーの確実性を示すうえで、チームメイトのアニス・ハジ=ムサが自身のゴールを優先した姿勢に対して苦言を呈しており、「彼は上田にボールを渡すべきだった。もう少し、チーム全体の利益を考えてプレーしてほしい」と訴えている。
しかし一方で、ジャーナリストのヴァレンティン・ドリーセン氏はまだ、この日本人選手に100%の信頼を置いていない。ポッドキャスト『Kick-off』で、「今のところは彼の足元に来たボールは全部、ゴールに入っている。それくらい絶好調だ。今の彼にとっては、どんな状況でも関係ない。パラグアイ戦でも、ブラジル戦でも、打てば入るという感じだ。ただ、半年後にも同じ結果が得られるかどうか、それを見たい。あるいは次のパナシナイコス戦でもう一度確かめたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。
同氏は23日に行なわれるヨーロッパリーグでの上田のプレーを注視するとしているが、フェイエノールトはその3日後にエールディビジ第10節でPSVとの首位攻防戦を控えており、この大一番での彼の働きに期待する声も多い。オランダ国内外で多くのクラブや代表チームの監督を歴任し、1999年に浦和レッズがJ2降格となった際の指揮官だったア・デモスもそのひとりだ。アイントホーフェンの日刊紙『Eindhovens Dagblad』で以下のように、PSVに対して警戒を呼び掛けている。
「多くのチームがやってしまっているミスだが、試合の終盤になると、フェイエノールトがゴール前に迫った際、ほとんどの選手がステインの方に突進していって、上田のマークを忘れてしまう。これは賢明ではない。注意を怠らず、上田を見失ってはいけない」
構成●THE DIGEST編集部
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