一方、そもそもヴィニシウスがキッカーに相応しくないという見方もあり、ケルマン・デ・フルトス氏は「彼はこれまで蹴ったPKの35.71%で失敗している。キャリアで14回蹴って、成功9回、失敗5回だ。そして何より悪いのは、2025年は4回中3回で外している事実」と明かし、アドリアン・ベネディクト氏は「『失敗するのは勇敢な者だけ』だが、この数字を見れば、シャビ・アロンソ監督の怒りの理由が分かる」と皮肉をまじえて指摘している。
同メディアでは、この試合でも先制ゴールをPKで決めたエムバペが、これまで71回蹴って成功57回、失敗14回と、80%の成功率は誇ると紹介されており、セルケイラ氏は「10回中8回決める選手と、3回に1回外す選手がいるなら、議論の余地はない。エムバペが蹴るべきだった」と断言した。
ちなみに、マドリーのレジェンド選手で、監督、フロントとしてもクラブに貢献してきたホルヘ・バルダーノは、『Movistar Plus+』の番組『Fútbol』で「ピッチ上では、感情(自信)や人間関係がキッカーの決定を左右する場合もあるが……」と語るも、「ゴールデンシューを争っているのはエムバペであり、実際にゴールを決め続けているのも彼だ」として、やはり監督の決めた優先順位を遵守するべきだったと訴えている。
『El Futbolín』では、指揮官の指示に背いてまでヴィニシウスが蹴った理由にも言及し、パブロ・エスピノーサ氏は「もしチームメイトたちが、ヴィニシウスの調子が良くないと感じ、2点リードの状況で彼に自信を与えるために蹴らせたというなら、それは理解できる」と擁護したが、一方でセルケイラ氏は「しかしヴィニシウスがPKスポットの前に立つと、ベルナベウ全体に『外すのではないか』というざわめきが広がる」とも指摘した。
マドリーでは近年、PKキッカーに問題を抱え、過去には順番制を採用したものの、3人が続けて失敗したケースもあった。エスピノーサ氏は「失敗するたびにキッカーを替えていたら、悪循環に陥る。PKを蹴る者は、たとえ失敗しても、次も自分が任されると分かっていなければならない」と主張し、ベルナト氏は「クリスティアーノ・ロナウドが蹴る時、誰も彼を疑わなかった。あの“絶対的な存在”こそ、今のマドリーが求めているものだ」と語っている。
そしてベルナト氏は、その“絶対的な存在”に相応しいのは、やはりエムバペであり、「他の選手たちはそれを受け入れるべきだ」という。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】マドリーがバレンシアを4-0で一蹴!
同メディアでは、この試合でも先制ゴールをPKで決めたエムバペが、これまで71回蹴って成功57回、失敗14回と、80%の成功率は誇ると紹介されており、セルケイラ氏は「10回中8回決める選手と、3回に1回外す選手がいるなら、議論の余地はない。エムバペが蹴るべきだった」と断言した。
ちなみに、マドリーのレジェンド選手で、監督、フロントとしてもクラブに貢献してきたホルヘ・バルダーノは、『Movistar Plus+』の番組『Fútbol』で「ピッチ上では、感情(自信)や人間関係がキッカーの決定を左右する場合もあるが……」と語るも、「ゴールデンシューを争っているのはエムバペであり、実際にゴールを決め続けているのも彼だ」として、やはり監督の決めた優先順位を遵守するべきだったと訴えている。
『El Futbolín』では、指揮官の指示に背いてまでヴィニシウスが蹴った理由にも言及し、パブロ・エスピノーサ氏は「もしチームメイトたちが、ヴィニシウスの調子が良くないと感じ、2点リードの状況で彼に自信を与えるために蹴らせたというなら、それは理解できる」と擁護したが、一方でセルケイラ氏は「しかしヴィニシウスがPKスポットの前に立つと、ベルナベウ全体に『外すのではないか』というざわめきが広がる」とも指摘した。
マドリーでは近年、PKキッカーに問題を抱え、過去には順番制を採用したものの、3人が続けて失敗したケースもあった。エスピノーサ氏は「失敗するたびにキッカーを替えていたら、悪循環に陥る。PKを蹴る者は、たとえ失敗しても、次も自分が任されると分かっていなければならない」と主張し、ベルナト氏は「クリスティアーノ・ロナウドが蹴る時、誰も彼を疑わなかった。あの“絶対的な存在”こそ、今のマドリーが求めているものだ」と語っている。
そしてベルナト氏は、その“絶対的な存在”に相応しいのは、やはりエムバペであり、「他の選手たちはそれを受け入れるべきだ」という。
構成●THE DIGEST編集部
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