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日本代表

ライバル2人の活躍で序列低下が懸念される南野拓実…「プレミアで点が取れないFW」の汚名も

THE DIGEST編集部

2020.11.01

 チャンピオンズ・リーグのミッティラン戦ではメディアから技術面にも疑問を呈され、クロップ監督からも「試合に入り切れていなかった」と評された25歳の日本人。少し前には「フィルミーノに取って代わるべき」「新たな『ファブ・フォー』の候補」とメディアからもてはやされたものだが……。

 日刊紙『Mirror』は、マンチェスター・ユナイテッドのFWダニエル・ジェームズが昨年8月以来、プレミアリーグでゴールを挙げられていないという記事の中で、南野についても、アンディ・キャロル(ニューカッスル)、ミシー・バチュアイ(クリスタル・パレス)らとともに、「2桁以上の試合に出場しながら点を取れないFW」と紹介している。
 
 直近の3試合全てでゴールを決めているジョッタとは好対照であり、アシストもほとんどない。南野には、センターでの豊富な運動量を活かした攻撃の組み立てと守備という、クロップ監督も認める武器はあるが、前線の選手としてはやはり目に見える結果も必要だろう(フィルミーノの評価が落ちた理由のひとつは得点数の激減だ)。

 この先、少なくなるかもしれない出場機会において、南野はミッティラン戦での汚名を返上するとともに、再び評価を高めて「フロントスリー」を脅かす位置に戻ることができるか。今週は3日にCLアタランタ戦、プレミアリーグは7日にマンチェスター・シティとの大一番が控えている。

構成●THE DIGEST編集部

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