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日本代表

復活を遂げた中島翔哉がポルトガルリーグの「ベストイレブン」に選出!約7か月ぶりのスタメンで決勝アシスト

THE DIGEST編集部

2020.10.29

中島は、スタメン入りした5節ジウ・ヴィセンテ戦で決勝ゴールをアシストした。(C)Getty Images

中島は、スタメン入りした5節ジウ・ヴィセンテ戦で決勝ゴールをアシストした。(C)Getty Images

 新型コロナ禍において、家族への感染を避けるためにチームから長く離れていたため、一時は退団も噂されたポルトの中島翔哉だが、夏に再合流してからは着実に前進を続け、今では完全にチームの一員として復活を遂げたようだ。

 10月17日のリーガNOS第4節のスポルティング戦で今季初のベンチ入りを果たし、21日のチャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージ第1節のマンチェスター・シティ戦では終盤の交代出場で、実に7か月ぶりの実戦復帰を果たした。

 そして24日のリーガ第5節ジウ・ヴィセンテ戦ではスタメン入りを果たし、さらには決勝ゴールをアシスト。交代出場となった27日のCLグループステージ第2節のオリンピアコス戦でも、鮮やかな縦パスで貴重な追加点の起点となった。

 そんな、国内外で結果を残してチームの勝利に貢献した小柄な日本人に、今季最初の「勲章」がもたらされた。リーガ・ポルトガル(国内リーグの統括機関)によるリーガNOS第5節のベストイレブンに選出されたのだ。

 これは、リーガ・ポルトガルのアンバサダーを務める、同国サッカー界のレジェンド、パウロ・フットレ(元ポルトガル代表のアタッカーで、ポルト時代の1987年には欧州王者となり、1998年には横浜フリューゲルスでもプレー)が事前に候補選手を選出し、ファンが24時間以内にSNSで投票して決めるものである。
 
 中島は「攻撃的MF」の項目において、全体の投票数の23%を得、スポルティングのペドロ・ゴンサウベス(59%)に次ぐ2位での選出となった。11人は以下の通り。

GK
ペドロ・トリゲイラ(トンデラ)

CB
ペペ(ポルト)
ヤン・ヴェルトンゲン(ベンフィカ)

右SB
リカルド・エスガイオ(ブラガ)

左SB
ヤニス・アマシュ(ボアビスタ)

守備的MF
パリーニャ(スポルティング)

攻撃的MF
ペドロ・ゴンサウベス(スポルティング)
中島翔哉(ポルト)

ウィング
ラファエウ・バルボサ(トンデラ)
カルロス・マネ(リオ・アベ)

CF
ダルウィン・ヌネス(ベンフィカ)

 これを弾みに、中島がさらにチームでの貢献度を高め、決定的な仕事を果たせる存在となれることを期待したいものだ。ポルトは、30日にリーガNOS第6節でパソス・デ・フェレイラと、そして11月2日にCLグループステージ第3節で、酒井宏樹、長友佑都を擁するマルセイユと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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