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海外サッカー

「南野拓実を抜き去った」ジョッタがいきなり活躍できた理由を元イングランド代表DFが解説

THE DIGEST編集部

2020.11.05

 相手DFのチャージを受けながら、GKの動きを見て冷静にボールを浮かせた1点目、ライナーのクロスをダイレクトでコントロールし、GKの位置を確認して強烈なシュートでニアを破った2点目、そして反応良くマネのスルーパスで抜け出し、GKをかわして決めた3点目と、アタランタ戦ではジョッタの良さがフルに出たという。

 走りとプレーと思考の速さ、そして巧さ(正確さ)が備わっているジョッタは、また左右中央に関係なく、ポジションをこなせるユーティリティさもあり、クロップ監督にとっても使い勝手の良い選手と言えるかもしれない。
 
 ファーディナンドは、適応の早さの重要性も説いており、「今の選手には、新しいチームに慣れるための猶予期間が6か月もあるのかどうか疑わしい。6か月も経てば、違う新しい選手が入ってくる。むしろ、チームの“ハードルを上げる”くらいのクオリティを持っていなければならない」と語っている。

 加入から10か月以上が過ぎた南野は、クロップ監督から能力を評価されるも、まだ主戦力とはなれておらず、CLミッティラン戦後には、技術面について現地メディアから苦言を呈された。ジョッタ、そしてリバプールの進化についていくことは簡単ではないだろうが、熾烈な争いの中で彼自身がどれだけレベルアップできるかが注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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