スポーツ紙『AS』は指揮官のこの方向転換を「信念が揺らいでいる」と評したが、これが実際にチームに大きな亀裂を生みつつあると、幾つかのメディアが指摘している。

　ラジオ局『COPE』は、クラブの中でボルダラス監督を解任すべきという声が多いと報道。アンヘル・トーレス・サンチェス会長はまだ指揮官を支持しているとのことだが、これらの反対意見を抑えることは難しい状況だという。さらに、「選手との関係も良好とは言えない。一部の選手はボルダラス監督を信頼できなくなっている」とも伝えている。
  　総合サイト『Libertad Digital』は「最近のヘタフェの試合を見ることは“拷問”であり、苦しみに変わった」と綴っているが、この状況をマドリードのチームはいかなる形で改善していくのか。そして、そこで久保がいかなる貢献を果たせるか。苦境の中での両者の動きに注視していきたい。

構成●THE DIGEST編集部

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