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日本代表

ヴェンゲル、J・コール、ホドルも!南野拓実の「冷静かつ大胆なゴール」に賛辞の声続々

THE DIGEST編集部

2021.02.21

 現地メディアも、『Sky Sports』は「試合の流れに逆らってゴールをもたらした」、『Daily Star』は「活気に満ちたレンタルプレーヤーが見事に先制ゴールを奪った」、『INDEPENDENT』は「前半はあまりプレーに絡んでいなかったが、チャンスを活かした」、そして『90min』は「プレミアリーグで最も冷静かつ大胆なフィニッシュのひとつ」と、それぞれ日本人選手のゴールを高く評価した。

 また『ESPN』は、「相手の巧みなフットワークによって地面に倒れ込むことになってしまったが、失点については、守護神に責任はない」とチェルシーGKメンディを評することで、同時に南野のプレーを称賛している。

 ただ、ハーゼンヒュットル監督はこの試合の南野については、「ボールを持たないところでのプレーについては、まだ学ばなければならないことがある。しかし、これはすぐに身につくものではなく、少し時間を要するだろう」とも語っている。これは、リバプール時代にも指摘されていた点でもある。
 
 現地メディアの中には、ゴール以外のプレーについては物足りなさを感じたところも少なくなく、『Hampshire Live』は「序盤は非常にプレーが遅く、ハーゼンヒュットル監督を苛つかせた。しかしゴールを決め続ければ、指揮官もあまり気にしないだろう」、『SAINTS MARCHING』は「点を取っている限りは誰も文句は言わないが、もっと連係して相手にプレッシャーをかけ、チームのボールポゼッションを維持することも求められる」と綴った。

 課題を残しながらも、何より必要な目に見える結果を出した南野。プレミアリーグ参戦以来、今、最も充実した時を過ごしていると言えるだろう。ちなみに、今節でエバートンとのダービーに敗れて泥沼のリーグ4連敗を喫した所有元リバプールでは、現地メディアやファンが南野の2ゴール目に強く反応したことは言うまでもない。

構成●THE DIGEST編集部

【ゴール動画】南野拓実が強豪チェルシーから奪った鮮烈弾をチェック!
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