「ネフチには本田が必要だと言う者がいれば、彼のことを絶滅したスターと呼ぶ者もいる。また、優勝するには“ホンダ”よりも“BMW”が必要だとジョークを言う者も。しかしほとんどの者は、問題に目を向けようとしていない。本田がどのような状態なのか、彼が幾らのギャランティーで合意したのか、そこで費やした金をクラブは商業面で取り返せるのか。そしてネフチの監督は、この補強をどう考えているのか……」

　そう綴ったアッバソフ氏は、最後にサバー時代を振り返り、「本田が2019年にメルボルン・ビクトリーを退団した際、1500万ユーロ（約18億円）で売り込みを受けた」と明かしている。
  　加入が決まれば、日本（名古屋グランパス）、オランダ（VVV、フィテッセ）、ロシア（CSKAモスクワ）、イタリア（ミラン）、メキシコ（パチューカ）、オーストラリア（メルボルン・V）、ブラジル（ボタフォゴ）に続く、８か国目でのプレーとなる本田。様々な視線を受けながら新たな挑戦に臨むことになるが、まずは事の成り行きを見守りながら、正式発表の時を待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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