一方、英国メディア『Football365』も、久保のプレミアリーグ行きを報じているが、こちらは先日、サッカー界に激震を走らせた欧州スーパーリーグ構想において、アーセナルが他のプレミア勢とともにいち早く離脱したことに、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が激怒し、報復措置としてウーデゴーの完全移籍交渉を拒否し、代わりにハイレベルでの出場機会を求める久保の貸し出しを認めるという内容のものである。

　報復のための材料として扱われることで、「酷い話だ」と同メディアは綴るも、「アーセナルへの移籍が久保を成長させる」とポジティブな展望も示している。
  『GOL DIGITAL』の記事に話を戻すと、ジネディーヌ・ジダン監督の選択肢が非常に狭い中で、自身がそこに含まれるチャンスがいか程であるかを理解しており、現在はそれに向けて高いモチベーションを保っているが、そのための残された試合数も時間も非常に少なくなっていると同メディアは指摘した。

　また、来季の他クラブへの売却については、ペレス会長がクラブの未来を担うひとりとして久保を評価している現状でその可能性は非常に低いとされている。

構成●THE DIGEST編集部

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