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Jリーグ・国内

Jリーグ加入が噂される外国人選手を紹介!助っ人補強の最新トレンドとは?

サッカーダイジェスト編集部

2019.10.30

アレクサンダル・ペシッチ(左)とリカルド・ロペス(中央)、アダム・カート(右)。(C)Getty Images

アレクサンダル・ペシッチ(左)とリカルド・ロペス(中央)、アダム・カート(右)。(C)Getty Images

 ポジションで見ると、圧倒的にFWが多い。仁川ユナイテッドのモンテネグロ人ステファン・ムゴシャは、188cmの恵まれた体躯が魅力の1トップタイプのFWで、今季は複数のJクラブが継続的に視察しているようだ。蔚山現代のブラジル人FWジュニオール・ネグランも、複数のスカウトにチェックされているタレント。かつてセルビア・リーグで得点王に輝き、今季からFCソウルに加入したセルビア人FWアレクサンダル・ペシッチは、韓国のスタイルに即座にフィットし、Jリーグの適応にも問題ないはずだと注目を集めているという。全北現代で10番を背負うブラジル人リカルド・ロペスも、継続的にいくつかのJクラブのリストに名前が上がっていると噂されるアタッカーで、水原三星のオーストラリア代表FWアダム・タガートは、高い決定力に定評があり、これまた注目株のひとりだ。

 Jリーグでの実績は皆無でも、日本と似た生活環境や文化に慣れ親しんでいる部分は、獲得に際して大きな安心感につながるはず。さらに、近年の韓国ではプロスポーツ選手への課税率が厳しくなっているようで、来年以降はさらに税率が高まることが予想されている。そのため、韓国国外への移籍を希望している選手が増えている模様で、Jクラブも例年以上に、熱心にKリーグの動向を追っているという。
 
 一方で、アンドレス・イニエスタ(神戸)やフェルナンド・トーレス(元鳥栖)をはじめとした、欧州の〝ビッグネーム〞獲得も昨今のトレンドになりつつあるが、今冬も新たな展開はあるのか。今年の夏には元オランダ代表アリエン・ロッベンや元イタリア代表クラウディオ・マルキージオ(いずれもすでに現役引退を発表)、ブラジル代表ダニエウ・アウベス(サンパウロ)らのJ移籍が噂レベルで話題となったが、そうした動きがないとは限らず、それが本格的なオファーに発展する可能性は、過去の例を見てもゼロとは言い切れない。元フランス代表フランク・リベリ(フィオレンティーナ)は、今でも獲得が検討されているとの情報があり、バルサ化を目指している神戸は、常に〝本家〞に熱視線を送っているという。

 今季のシーズンも終盤にさしかかったとはいえ、優勝争いも残留争いも混とんとしている現状では、具体的な動きはまだまだ少ない。マーケットが活発化するのは、もう少し先のことになるが、そこでどんな噂が飛び交うか、目が離せない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

※『サッカーダイジェスト』20191114日号より転載

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