また、3失点を喫した日本の守備に対しては、「個々はさほど悪くはなかったが、守備的MFのデュオ(遠藤航、田中碧)が中2日での全6試合に出場となり、負担が大きすぎるではないかとの懸念が戦前にあったが、それが現実のものとなった。チームの最強の柱だった遠藤が全ての失点に絡み、田中も普段のプレーを下回った」と厳しい評価。ちなみに、同メディアの採点では、田中は10点満点中の「6.0」だったが、遠藤のそれは「3.5」とチーム最低となった。
そして、最後のポイントに挙げられたのが、「先発出場すべきだった三苫と上田綺世の遅すぎる登場」で、特に三苫については「個人の力で見事なゴールを決めた彼を、メキシコDF陣は止められなかった。これこそ日本の攻撃に欠けていたものだったが、彼が登場した時には、すでに手遅れだった」と綴っている。なお攻撃陣の採点は、三苫がチーム最高の「7.0」、これに久保建英が「6.5」、堂安律が「6.0」で続いた。
一方、米国のスポーツ専門チャンネル『ESPN』は、日本の「失敗」が攻撃にあったと分析。グループステージでは7得点1失点という素晴らしい数字を残したものの、それでも攻撃面での物足りなさが森保監督のチームに懸念を与え、決勝トーナメントでは準々決勝ニュージーランド戦、準決勝スペイン戦と、エキサイティングなサッカーを見せたものの、一度もネットを揺らせなかったと指摘している。
「森保監督はスペイン戦後に得点力の改善を訴えたにもかかわらず、日本の悪しき傾向は3位決定戦でも続き、それまで堅実だったバックラインも2度の延長戦を戦った後で“ガス欠”となった結果、自国で“災害”に見舞われることとなった」
最後に、68年大会の雪辱を果たしたメキシコの日刊紙『EXCELSIOR』は、FWエンリ・マルティンの「日本がグループステージで我々に勝ったのは事実だが、彼らが我々に勝っているものはないということを知っており、それを今日の再戦で示すことができた」というコメントを紹介。久保が試合後に「グループステージで勝っていたことで、どこか気の緩みがあったのかもしれない」と語っていたが、一方でメキシコは敗戦をしっかり糧にしたということなのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
そして、最後のポイントに挙げられたのが、「先発出場すべきだった三苫と上田綺世の遅すぎる登場」で、特に三苫については「個人の力で見事なゴールを決めた彼を、メキシコDF陣は止められなかった。これこそ日本の攻撃に欠けていたものだったが、彼が登場した時には、すでに手遅れだった」と綴っている。なお攻撃陣の採点は、三苫がチーム最高の「7.0」、これに久保建英が「6.5」、堂安律が「6.0」で続いた。
一方、米国のスポーツ専門チャンネル『ESPN』は、日本の「失敗」が攻撃にあったと分析。グループステージでは7得点1失点という素晴らしい数字を残したものの、それでも攻撃面での物足りなさが森保監督のチームに懸念を与え、決勝トーナメントでは準々決勝ニュージーランド戦、準決勝スペイン戦と、エキサイティングなサッカーを見せたものの、一度もネットを揺らせなかったと指摘している。
「森保監督はスペイン戦後に得点力の改善を訴えたにもかかわらず、日本の悪しき傾向は3位決定戦でも続き、それまで堅実だったバックラインも2度の延長戦を戦った後で“ガス欠”となった結果、自国で“災害”に見舞われることとなった」
最後に、68年大会の雪辱を果たしたメキシコの日刊紙『EXCELSIOR』は、FWエンリ・マルティンの「日本がグループステージで我々に勝ったのは事実だが、彼らが我々に勝っているものはないということを知っており、それを今日の再戦で示すことができた」というコメントを紹介。久保が試合後に「グループステージで勝っていたことで、どこか気の緩みがあったのかもしれない」と語っていたが、一方でメキシコは敗戦をしっかり糧にしたということなのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部