専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

「最悪の最終予選スタート」黒星発進の日本を各国メディアが酷評…森保監督には「恥」と最低採点

THE DIGEST編集部

2021.09.03

 アルゼンチンの『Ole』は、これまで日本を予選で破ったアウェーチームは韓国、UAEなどわずかであり、今回それを新たに達成したオマーンがロッカールームで盛大に祝う様子を動画付きで伝えるとともに、これを「歴史的勝利に対するロッカールームの狂喜」と表現している。

 英国の『Daily Record』はセルティックで旋風を巻き起こしている古橋享梧に注目した報道で、「ホームチームにとって事態が悪化する中、古橋は投入されたにもかかわらず、オマーンの好調さは変わらなかった」と記述するとともに、番狂わせとも言える試合結果については「アジア大陸に衝撃を与えた」と報道。また、吉田麻也が所属するサンプドリアの専門メディア『SAMPNEWS24.COM』は「吉田の日本は予想外の敗北を喫したが、中国戦に向けてすぐに方向転換しなければならないが、これは簡単なことではない」と指摘した。
 
 そして、ブラジルの『globo』は「日本は考えられる限り最悪の形で最終予選をスタートさせた。グループ内で2番目に弱いと見られていた相手にホームで敗れたのだ。しかも、それは偶然の敗北ではなかった。オマーンが見せたプレーは、大阪での勝点3獲得に値するものだった。日本には、2次予選時のようなリズムが存在しなかった。スピード、信頼関係、攻撃でのインスピレーションの欠如……」と酷評した。

 さらに、「2チームの準備の差は明らかだった」とも綴った同メディアは、全選手を採点。最高の「6.5」はGK権田修一、DF吉田、MF遠藤の3人で、最低はDF植田の「4.5」。ちなみに森保監督には、それよりも悪い「4.0」がつけられ、「準備不足で負傷者もいたとはいえ、日本にとっては勝つ義務のある試合だった。グループで最も弱いと目されるチームに良いプレーを見せられずに負けるのは“恥”である」と、寸評は非常に厳しいものとなった。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号