一方、総合メディア『publimetro』のコロンビア版は、日本のW杯予選敗退が現実に迫ったと報道。「今や日本の姿がないW杯を思い出すことは難しいが、現在、彼らは崖っぷちに追い込まれており、カタールからは程遠い位置に置かれている。次のオーストラリア戦で敗れれば、事実上“審判”は下る。残る望みは3位でプレーオフに臨むことだが、これは決して簡単ではない。(世界的人気のサッカー漫画『キャプテン翼』のキャラクターである)大空翼と若林源三なら、混乱する日本を救えるだろうか?」と、綴っている。
そして、日本代表の試合については毎回詳しくレポートしているブラジルの総合メディア『Globo』は、このサウジ戦の日本について「引き分けでも良かったジェッダでの一戦の敗北により、日本の予選はより難しいものになった」と報道。これまでの最終予選の試合同様に「パフォーマンスが低い」と評した同メディアは、本田圭佑や中島翔哉のようなタフな試合でも勝利を決めるエースの不在を指摘し、森保監督の采配にも疑問を呈し、「シバサキをメンバーから外す勇気があるのか?」と今後への不安を示した。
森保監督については、当然ながら国内ではその去就が話題となっており、田嶋幸三・日本サッカー協会会長が解任を否定しているが、メキシコの『TV Azteca』は「ハイメ・ロサーノの名が、再び日本で轟く」と報道。次のオーストラリア戦、もしくは11月のベトナム戦が森保監督にとって最後の試合となるかもしれないとして、東京オリンピックでも話題になったロサーノ監督への興味が再燃する可能性を示唆している。
同メディアは、メキシコ五輪代表を率いて22勝13分け5敗の成績を残し、日本から銅メダルを奪い取った43歳の指揮官について、現在は国内リーグの数クラブが食指を伸ばしていることを紹介。また、2014年に日本代表監督に就任したハビエル・アギーレにも言及し、過去の八百長疑惑によって途中解任されたものの、今なお彼へのストラジストとしての評価は日本国内でも高いとして、同じ系譜を受け継ぐロサーノ監督の日本行きの可能性も十分にあると報じた。
最終予選で序盤(3試合)にこれほど苦戦したのは、「ドーハの悲劇」を味わった1994年米国大会、3位決定戦の末に初出場を果たした98年フランス大会(いずれも1勝1分け1敗)以来、最初の3戦で2敗を喫したのはイスラエルに連敗した82年スペイン大会(アマチュアの時代だ)以来であり、まさに歴史的な悪スタートと言えるが、ここから巻き返しを図れるのか、あるいは各国メディアの懸念通りの結果となるのか……。
構成●THE DIGEST編集部
そして、日本代表の試合については毎回詳しくレポートしているブラジルの総合メディア『Globo』は、このサウジ戦の日本について「引き分けでも良かったジェッダでの一戦の敗北により、日本の予選はより難しいものになった」と報道。これまでの最終予選の試合同様に「パフォーマンスが低い」と評した同メディアは、本田圭佑や中島翔哉のようなタフな試合でも勝利を決めるエースの不在を指摘し、森保監督の采配にも疑問を呈し、「シバサキをメンバーから外す勇気があるのか?」と今後への不安を示した。
森保監督については、当然ながら国内ではその去就が話題となっており、田嶋幸三・日本サッカー協会会長が解任を否定しているが、メキシコの『TV Azteca』は「ハイメ・ロサーノの名が、再び日本で轟く」と報道。次のオーストラリア戦、もしくは11月のベトナム戦が森保監督にとって最後の試合となるかもしれないとして、東京オリンピックでも話題になったロサーノ監督への興味が再燃する可能性を示唆している。
同メディアは、メキシコ五輪代表を率いて22勝13分け5敗の成績を残し、日本から銅メダルを奪い取った43歳の指揮官について、現在は国内リーグの数クラブが食指を伸ばしていることを紹介。また、2014年に日本代表監督に就任したハビエル・アギーレにも言及し、過去の八百長疑惑によって途中解任されたものの、今なお彼へのストラジストとしての評価は日本国内でも高いとして、同じ系譜を受け継ぐロサーノ監督の日本行きの可能性も十分にあると報じた。
最終予選で序盤(3試合)にこれほど苦戦したのは、「ドーハの悲劇」を味わった1994年米国大会、3位決定戦の末に初出場を果たした98年フランス大会(いずれも1勝1分け1敗)以来、最初の3戦で2敗を喫したのはイスラエルに連敗した82年スペイン大会(アマチュアの時代だ)以来であり、まさに歴史的な悪スタートと言えるが、ここから巻き返しを図れるのか、あるいは各国メディアの懸念通りの結果となるのか……。
構成●THE DIGEST編集部