専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

久保建英の「契約解除金」はマドリーで21番目の約325億円。マジョルカでの戦線復帰は12月下旬に

THE DIGEST編集部

2021.10.19

 同メディアは、マドリーの各選手の解除金額を公開。最高は前述の2人で、これに今夏加入したダビド・アラバが8億5000万ユーロ(約1100億円)で続き、7億5000万ユーロ(約975億円)はヴィニシウス・ジュニオール、ルカ・モドリッチ、ルカ・ヨビッチ、そしてレンタル組であるブラヒム・ディアス(ミラン)の4人となっている。怪我の多いエデン・アザールが価格としては全体6番目となる3億ユーロ(約390億円)というのは、妥当なところか。

 もちろん、久保にも解除金は設定されており、アザールに次ぐ2億5000万ユーロ(約325億円)。フェルラン・メンディ、エデル・ミリトン、アンドリー・ルニン、ヘスス・バジェホ、そしてドルトムントにレンタル中のレイニエールも同額で、この価格より多い選手は合計20人いた。
 
 このような額を支払ってでも獲得したいと他クラブに思わせるほどの活躍を久保が今後見せられるかどうかが楽しみであるが、まずは怪我を完治させることが先決となる。マジョルカはもちろん、彼のもうひとつの活躍の場である日本代表においても、来月行なわれるカタール・ワールドカップ・アジア最終予選のベトナム戦(11日)、オマーン戦(16日)の欠場は決定的である。

 ベトナムのメディア『WEB GIAI TRI』は久保の招集は難しいという日本サッカー協会の関係者のコメントを紹介し、『DAN VIET』は同じく負傷中の堂安律とともに「日本は2つの『欧州の星』を失った」と報じ、「日いずる国にとって大きな損失。この2人の選手は日本の中盤を構成する重要な要素である。一方でこれは、ベトナムにとっては朗報である」とも綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号