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海外サッカー

「指揮官にとっての“お守り”」 ELで勝利の立役者となった古橋享梧に現地メディアは軒並み最高評価!BBCは「最優秀選手」に選出

THE DIGEST編集部

2021.11.06

 10点満点での採点方式を導入しているメディアでは、日刊紙『Daily Record』が最高タイの「8」を与え、寸評では「先制ゴールはマーカーを冷静にかわしてからの一流のもの。そして素敵なパスでアバダの3点目のゴールをお膳立てした」と記述。また同メディアは、かつて90年代にセルティックの前線で猛威を振るったパオロ・ディ・カーニオ、ピエール・ファン・ホーイドンク、ジョルジ・カデテの3人の総称を引用し、古橋、そして彼と同採点となったジョッタ、アバダを「新たな『3アミーゴス』」と呼んだ。
 
 同じく最高点の「8」とした日刊紙『The Herald』は「フェレンツバロシュの守備陣を騙しての素晴らしい先制ゴール。アバダに3点目となるスルーパスの前には、2点目を狙った巧みなチップショットを放ったが、ゴールライン手前でクリアされた」、専門メディア『footballscotland』も「8」で「何という選手だ。最初のゴールでは素晴らしい冷静さを披露。後半にも、これと同じことをやってみせたものの、こちらは見事なクリアに遭った」と、それぞれ後半に迎えた好機にも言及している。

 他では、日刊紙『THE SCOTISH SUN』が単独最高の「9」で、寸評では「少年は疲れ切っていてもスピードダウンすることはなかった。キョウゴの落ち着きぶりは一級品だ。セルティックの先制の際、この小さな選手はクールであり続けた」と称賛。そしてセルティックの専門メディア『TCW』は「新たにブロンドに髪を染めた日本のストライカーは、得意なCFのポジションで最高のスタート。17試合目で11点を挙げた彼は、ポステコグルー監督にとっての『お守り』であることを示した」と賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部

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