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日本代表

「わずか1ゴールしか奪えなかった」日本の辛勝にベトナム紙が見解。豪州紙は「ギャップを埋めてきた」と危機感

THE DIGEST編集部

2021.11.12

 他の地域の報道に目を向けると、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が「すでに最終予選で2敗を喫し、ベトナム相手に過ちを犯すことは許されなかった日本だったが、イトウの早い時間のゴールにより、本大会へ向けての争いを再開した」、スペインのスポーツ紙『MARCA』は「1998年フランス大会から続いているW杯連続出場が危ぶまれていた日本に、イトウのゴールが勝利をもたらした」、ドイツのサッカー専門誌『Kicker』は「この試合の最優秀選手は決定的なゴールを決めたイトウだ」と、それぞれ報じた。
 
 多くのメディアから称賛された伊東に対しては、所属クラブのヘンクも「母国での重要なゴール! 日本がベトナム相手に決定的な勝利を収めた試合で、イトウがゴールを決めた。フォルツァ、ジュンヤ!」とSNSで祝福。所属クラブということでは、吉田麻也が所属するサンプドリアの専門メディア『SampdoriaNews』は、彼の「もっと得点できたら嬉しかったが、ベトナムは悪いチームではないので、全体的に満足している」とのコメントを紹介した。

 最後に、ブラジルの総合サイト『globo』は、欧州クラブ所属選手がチャーター便のトラブルでベトナム到着が遅れ、日本が全体練習をほとんど行えないまま試合に臨んだことを紹介し、試合ではこれまでで最も進化したチームであるベトナムにプレーするスペースを与えてもらえず、なかなかゴールを奪えないまま、最後まで緊張を強いられたと報道。「モリヤスは再びクビが繋がったが、この試合は次のオマーン戦(11月16日)がはるかに難しいものになることを約束するものとなった」とネガティブにレポートした。

構成●THE DIGEST編集部

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