専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

歴史的な点取り屋、欧州制覇の殊勲者も予選落ちの危機! 「カタールW杯を欠席するかもしれないスーパースター」の顔ぶれは?

THE DIGEST編集部

2021.11.19

レバンドフスキ(左)とベイル(右)。母国の英雄とも言える存在感を誇示するふたりも、また本大会への険しい道を歩んでいる。(C)Getty Images

レバンドフスキ(左)とベイル(右)。母国の英雄とも言える存在感を誇示するふたりも、また本大会への険しい道を歩んでいる。(C)Getty Images

 欧州予選で驚きの結末を迎えたチームのひとつが、ホームでセルビアに劇的な敗北を喫したポルトガル。その大黒柱であり、今や代表チームでもあらゆる記録を塗り替えているクリスチアーノ・ロナウドの、5回連続W杯出場に黄信号が灯っている。前述のイタリアも予想外のプレーオフ行きであり、EUROとチャンピオンズ・リーグの両方を制したチェルシーのMFジョルジーニョも、「欠席候補」のひとりである。

 アフリカでは、エジプトのモハメド・サラー、セネガルのサディオ・マネというリバプール自慢の前線「フロント3」の2人が、厳しい一発勝負の戦いに臨む(「ビッグ4」の一角であるポルトガル代表のディオゴ・ジョッタも「プレーオフ組」のひとりだが)。そして欧州に戻ると、クラブレベルとは対照的に、ウェールズ代表では今なお絶大な存在感を示しているガレス・ベイルも、自身初のW杯出場に向けて高いハードルが待ち受けている。

 続いて、今予選ではグループFの4位に終わるも、ネーションズリーグのリーグBでグループ首位となってプレーオフ出場権を得たオーストリアの核であるダビド・アラバにとって、初の世界の舞台への道のりは非常に険しいものとなりそうである。
 
 ここ数年はバロンドールの候補筆頭にも挙げられているポーランドの歴史的な点取り屋ロベルト・レバンドフスキも自身2大会連続のW杯出場のために、過酷な2つの戦いを強いられる。

 現在、リーグ戦が進行中の南米では、7位(4位までがストレートインで5位がプレーオフ進出)に沈んでいるウルグアイのルイス・スアレス、6位チリのアクレシス・サンチェスという2人のFWの選手の名が挙がっている。前述の通り、勝点差はわずかな状況で逆転は十分に可能ではあるが、逆にさらなる取りこぼしもあり得る……。

 そして、最後に同メディアが挙げたのは、スウェーデン代表とマンチェスター・ユナイテッドで最終ラインを守るヴィクトル・リンデロフだが、同国では何と言っても代表復帰を果たした驚異の40歳、ズラタン・イブラヒモビッチが2006年ドイツ大会以来3度目の出場を果たせるかどうかに注目しているファンの方が多いかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】本戦突破を決められずガックリ。プレーオフに回って失意に暮れるC・ロナウド
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号